サウジアラビア滅亡フラグ

2017年1月15日 12:42

最近になって急にサウジアラビアのネガテイブキャンペーンが始まってますね。

女性の人権が侵害されてるというのがメインでしょうか。

これはイスラム教国家である以上、今に始まったことではないんですが、急にとりあげられ始めてます。

私はこれをサウジアラビアが西側諸国(主にアメリカ、イスラエル)によって近々滅ぼされるフラグだと読んでいます。

歴史を振り返ってみましょう。

アメリカはかつてイランと仲良くしてました。(当時のイラン政府は、ほぼアメリカの傀儡政権で、アメリカ利益をもたらす中東の大きな市場)

しかしイランで革命が起き、アメリカは追い出されました。

怒ったアメリカはイラクと手を組んでイランを攻めました。(このイラン・イラク戦争でアメリカは大量にイラクに武器を売って金儲け)

しかし、決着つかず、イラン・イラク双方国力疲弊したまま終戦。

イラクは国がガタガタになり、借金も膨らみました。(もちろんイランも)

武器を売ってさんざん金を儲けたアメリカは、もうイラクは用無しと見て、もう一回戦争で一儲けしようと、クエートをそそのかしてイラクの油田盗掘を推進させます。

国がガタガタな上に、油田を盗掘され始めたイラクは激怒

しかしもう、戦争をしたくなかったイラクは再三、盗掘をやめるよう、軍隊を国境付近に配置してクエートに警告。

しかしクエートはアメリカがバックにいるので、御構い無しに盗掘を続ける。

耐えきれなくなったイラクはアメリカの計略通りクエートに侵攻してしまい、湾岸戦争が勃発。(耐えきれなくなったのは、フセイン大統領ではなく、最前線のイラク軍だという説もあり)

この時、アメリカは待ってましたと言わんばかりにイラクを悪者に仕立て上げるため嘘の情報を大量に世界に配信。(かの有名な重油まみれになってる水鳥のCMです。湾岸戦争後に、あのCMは嘘でしたとアメリカは認めてます)

こうしてイラクはボコボコにされ、戦争賠償金というさらなる負債を積み重ねます。

その後、アメリカで9.11テロが勃発

今までアメリカにボコボコにされてきたイラクのフセイン大統領は、ついつい「アメリカ、ざまぁ！！」と言っちゃいます

アメリカはこのチャンスを見逃すはずがなく

今回のテロはイラクが支援してるし、大量破壊兵器も所持してるという嘘を押し付け

ついにイラクはアメリカに滅ぼされます。

皆さん、ご存知の通り、イラクに大量破壊兵器は存在しませんでしたし

アメリカは「勘違いでしたわ、テヘペロ」で済ませてます

その結果イラクは現在も国内で毎日何件もテロが起きてたくさんの市民が死んでいる地獄のような国になりました。

で、サウジアラビアですが

今まで、話のわかる中東の窓口という建て付けで、アメリカと仲良くしてました(話がわかるというのは西側諸国にとって都合が良いというもので、サウジアラビアとしてもその様に振舞うことで自身の存在価値を高めようというもの)

が、最近、中東諸国でもサウジアラビアの存在感は薄まり始めてます。

それは、サウジアラビアの宿敵かつ、世界の嫌われ者に仕立て上げられてたイランが、まさかのアメリカとの仲直りを果たし

経済制裁が解かれたことで国際的に復帰し始めているため、中東のパワーバランスが崩れ出しているからです

これを受けて、アメリカはサウジアラビアを用無しと見なし始めたのか

景気も悪いし、そろそろ戦争で金儲けしようと考えているのでしょう

ニュースでサウジアラビアに関する悪い情報を大量に流し始めてます。←イマココ

滅ぼされる直前のイラクの状況とよく似ていますね。

後はトランプ次第です。

サウジアラビアにとっての望みは

トランプがイランを敵視しており、経済制裁も復活させると息巻いていることです。

しかし、経済優先のトランプですから

今後1兆円近くの売契約(米国ボーイングが飛行機を大量に売る)をイランと結んでしまっている手前、イランに制裁復活させることは考えにくいでしょう

こういった事情を考えると、サウジアラビアはもって三年なのかなぁ

と、素人ながらに考えている次第です。

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