松下幸之助

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松下幸之助と『経営の技法』#289

11/30 縁を結んで

~あるがままの姿を認めあうことで、縁が結ばれ、共栄の道を歩むことができる。~

 お互いを”有縁”の輪で結びあわせたいのです。そのためには、お互いのあるがままの姿を認めつつ、全体として調和、共栄していくことを考えていかなければなりません。それが、人間としての道、すなわち“人間道”というものです。お互いに”人間道”に立った生成発展の大道を、衆知を集めて力強く歩みたいものだと

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松下幸之助と『経営の技法』#288

11/29 諸行無常と生成発展

~諸行無常と万物流転。それはすなわち、生成発展、進歩発展と考えたい。~

 諸行無常という教えがある。今日、一般には”世ははかないものだ”という意に解釈されているようだ。しかし、これを”諸行”とは”万物”、”無常”とは”流転”、つまり万物は常に変わってゆくものであり、そのことはすなわち進歩発展なのだという意味には考えられないだろうか。
 人間の考え方も変われば社会

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松下幸之助と『経営の技法』#287

11/28 死も生成発展の姿

~死を恐れ、避けようと考えるのではなく、生成発展の1つの過程ととらえたい。~

 今までは、ただ本能的に死を恐れ、忌み嫌い、これに耐えがたい恐怖心をもってまいりました。またいろいろな教えも、死の恐怖から説いてきたのであります。まことに人情として無理もないことと思います。しかしながら、このように死を恐れ、死を避けたいと願う本能にかられるあまり、そこからいろいろな迷信を

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松下幸之助と『経営の技法』#286

11/27 生成発展は自然の理法

~古きものが滅び、新しきものが生まれる。それは自然の理法に従った生成発展の姿。~

 生成発展とはひと言で申しますと、日に新たということであります。毎日毎日が新しい人生であり、一瞬一瞬が新しい”生”であるということであります。毎日毎日が新しい生まれ変わりであり、一瞬一瞬に新しい生命が躍動しているということであります。これを言い換えますと、古きものが滅び、新しきも

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松下幸之助と『経営の技法』#285

11/26 王者としての権限と責務

~経営者には、その経営体を限りなく発展させていく権限と責務が与えられている。~

 経営者であれば、経営者はその経営体における”王者”である。そこにおける一切の人、物、資金などを意のままに動かす権限を与えられているのが経営者である。しかし同時に彼は、それらの人、物、資金すべてに対し、愛情と公正さ、また十分な配慮をもって、それぞれが最も生かされるような用い方をし

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松下幸之助と『経営の技法』#283

11/24 共同生活を発展させる存在

~万物を活用して、お互いの共同生活を、無限に発展させるところに人間の本質がある。~

 私自身の経営理念の根底にも、私なりの人間観というものがある。それは一言にしていえば、人間は万物の王者ともいうべき偉大にして崇高な存在だということである。
 生成発展という自然の理法に従って、人間自らを生かし、また万物を活用しつつ、共同生活を限りなく発展させていくことができ

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松下幸之助と『経営の技法』#282

11/23 人間をしっかりと把握する

~繁栄、平和、幸福をもたらす人間観を、主権者が持たなくてはならない。~

 それぞれに立場は違っても、人はみんな、繁栄、平和、幸福を望んできたと思います。そういう人間の願いは、この世の中に等しく共通に存在しているにもかかわらず、そのなすところ、その行うところ、そのあらわれた結果は、全く違っているのはなぜであろうか。こういう疑問が私なりに強く感じられたのです。

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松下幸之助と『経営の技法』#281

11/22 派閥も活用次第で

~派閥も人間の本性と容認して、共同の繁栄のために、適正に活用すればいい。~

 今日、政治の分野などで“派閥解消”が叫ばれています。確かに、いたずらに派閥をつくり、派閥の利害にとらわれて分派活動をし、全体の調和を乱すことは、決して好ましいことではありません。しかし、派閥をつくるのが人間の1つの本性だとすれば、これはいかに努力しても解消できないのではないでしょうか。そ

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松下幸之助と『経営の技法』#280

11/21 ”もう一度”と自らを励ます

~成るか成らぬかの見極めをした上で、自らを励まし、勇気とねばりで挑戦する。~

 世の中は常に変化し流動しているものです。ひとたびは志を得なくても、それにめげることなく、“もう一度やってみよう”と、気を取り直して、再び辛抱強く地道な努力を重ねていく。そうすると、そのうちに周囲の情勢が有利に転換して、新たな道がひらけてくるということもあるのです。世の中でいう

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松下幸之助と『経営の技法』#279

11/20 外国に行く資格のある人

~自分の国の長所と短所をよく知り、はっきりと語ることができる人でありたい。~

 「私どもの国日本はダメです。いいものは何一つありません。私ども日本人もまことに頼りない国民です。信用したらいけません」というようなことが、不用意にも口をついて出るというような心境であってはならない。そういうことでは、日本はやはり信頼される国にはならないだろうし、ひいてはそういうこ

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