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アシスタントデザイナーの備忘録①【デザイントースト3ヶ月の学び】

はじめに

自己紹介します。
都内でグラフィックデザイナーのアシスタントをしているasukaです。

仕事は、ポスター、リーフレット、プライスなどの店頭販促物や
自社Webサイトの素材作成などのお手伝いをしています。
2年前に独学未経験でこの世界に飛び込みました。
気がつけば、今年で3年目に突入です。時の流れ早い・・・

そんな私ですが、本格的にデザインを学ぼうと思ったのは、
1から自分で作りたいという気持ちが芽生えてきたからです。

2年間の実務経験で基礎的なことは身についたのですが、
「自分で考えてデザインする力」が不足していました。
1人で任せてもらえない環境でもあり、レベルアップするには難しい状況。

そこで、多くの課題をこなせる且つ現役デザイナーから受講中は無制限で添削いただける「Design Toast(デザイントースト)」に通うことを決意!
5月からデザインマスターコース(基礎)の受講を開始しました。

これから基礎3ヶ月の振り返りを綴りたいと思います。
同じ境遇の方の後押しになれば幸いです。

Illustrator課題

幼稚園WEBサイト

初めて作成したWEBデザイン

実務でWEBデザインの制作経験がなかったため、すごく勉強になった課題です。園児たちの成長を植物に例えて、ロゴも自ら考えました。自分の中でストーリーが浮かんで、あまり悩むことなくできた記憶があります。自分は、かわいいデザインは得意なのかもしれないと思いました。

◆学んだこと
黄色の背景に白色の文字は視認性が低くなるためおすすめしないこと、ドロップシャドウで読みやすくするなど工夫が必要なこと、NEWなどのアイコンは目立つ色味を使用するなど、色味の視認性を意識することを知りました。また、コンテンツに応じてどれぐらい余白を取るのかなど余白の重要性も学べました。

陶芸教室インタビュー

背景からデザインを考えた課題

陶芸教室の外国人インタビュー。手書き文字、国旗、写真、コメントのレイアウト、近接のバランスが難しかった課題です。陶芸=土のイメージを感じさせるデザインにするため、トンマナに苦戦しました。当初は、背景が陶芸を連想させるようなデザインではなかったので、大きく変えてます。

◆学んだこと
色味やあしらいで印象が左右されることを痛感しました。また、読んでもらいたいキーワードのみに黄色いラインを引くなど強調する箇所の足し算引き算が難しかったです。自分の感覚で考えるのではなく、他社を意識することが大事。デザインの方向性は自分よがりになっていないか、確認しながら進めようと思います。

美術館ショップカード

上品でスタイリッシュなデザインを目指す

架空のミュージアムショップsouのショップカードを制作する課題。題材となった美術館の歴史をリサーチして、「モダニズム建築」というキーワードから「直線」「曲線」を意識したロゴを考え、デザインに落とし込みました。白地にゴールドで活版印刷をイメージしてます。

◆学んだこと
地図のリサーチ不足だったので、どこまで詳細に情報を載せるといいのか悩みました。名刺サイズなので、細かいと読みにくい。情報は極力減らして、簡略的な地図にしたらもっとスッキリしそうだなと今は思います。次回リサーチする際は、情報量が適切な同じ媒体で参考を探そうと思います。

Photoshop課題

ナウいデザインのリニューアル

ノイズグラデーションを取り入れたデザインに挑戦

古いデザインを流行りのデザインにリニューアルする課題。Photoshopは実務で画像補正のみ活用していましたが、サムネイルなどの作成は初めてだったので、Illustratorとはまた違って楽しかった課題です。まだ知らない機能と効果があるので、知れば知るほど表現の幅が広がりそうな予感がします。

◆学んだこと
文字に強弱をつけて、情報にメリハリをつける。パッとみた時に印象に残るようなデザインを心がける。当初はイラストの男性素材がスーツの男性でしたが、講師がデザイナーということでカジュアルな男性に変更してます。内容に沿ったアイコン素材を使用すると、より説得力が増すように思いました。内容とデザインのズレがないように素材を探そうと思います。

就活バナー

before
after

就活バナーの課題。ターゲットはエリート就活生ということで、ピンクと青の爽やかな印象のあるデザインにしてみました。ロゴの三角はバレーボールのトスするときの三角をイメージして表現しました。流行りのグラデーションを取り入れています。

◆学んだこと
メインタイトルとサブタイトルの強弱と背景のピンクを濃くすることで読みやすさが格段に上がる。写真上部、女性が詰まって見えるので、上に余裕のある写真に変更。三角の図形が強調しすぎているので大きさを小さくして馴染ませ、バランスを調整することで印象が変わりました。デザインは微調整が鍵を握っているので、一通り制作したら細かくデザインを見る癖を持ちたいと思いました。

脱毛バナー

A案
B案

脱毛サロンのバナー制作の課題です。比較表を元に他社バナーを分析し、他社にないテイストでA案(POPな韓国風をイメージ)とB案(淡い落ち着いたイメージ)を考えました。写真ではなく、イラストの女性取り入れてみる提案をしてみました。やはり、かわいいデザインは得意な気がします。

◆学んだこと
文字の強弱、特に単位は小さくして数字を大きくする。参考のあしらいを探し、単位の表現をいくつか取り入れてみるとまた、ベースカラー2色+アクセントカラー1色にするとまとまりやすくなるため、黄色をアクセントカラーとして入れると全体的に締まることがわかりました。

まとめ

載せきれていませんが、細かい課題も含めるとたくさん制作しました。
改めて、振り返ってみると多い!

この3ヶ月は、得意とするデザインが明確になってきたり、逆に苦手なデザインや自分のデザインの癖を知ることができました。
日々インプットとアウトプットを繰り返すことでデザインの幅が広がったと思います。

技術的な面も自分はどこまでできるのかを把握する機会ができたので、良かったです。学んだことは、すぐに仕事に活用できました。毎週、課題を作成していたので、実務の制作スピードが上がったことを実感しています。

反省点を挙げるならば、課題の意図をよく汲み取る事。
自分よがりなデザインになっていないか、他者に伝わる表現ができているか、視認性は大丈夫かetc…常に客観的な視点を持ちたい!
応用からはクライアントワークを意識したデザインを目指します。

学ぶことはフルマラソンだと思ってます。
残り3ヶ月も走り切るぞ〜!

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