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初心者必見!?元スポーツ自転車ショップ店員のつぶやき ~チェーンの摩耗編~

こんにちは、アラサー男子のham夫です。
今回はダイエット記録とは別のお話をしようと思います。
そう、スポーツ自転車に関するお話です。

私は過去にスポーツバイク専門店に勤務して日々お客様のバイクに携わってきました。
ロードバイクはもちろんクロスバイクやマウンテンバイクやキッズバイクなどの組立点検整備を行っていました。

そんな経験の中でのあるあるをご紹介していきたいと思います。
たくさんあるので少しずつ見ていきましょう。

最初はこちら!バイクの点検についてです。
その中でもチェーンの摩耗(のび、ゆるみ)から!

ロードバイクのチェーン

スポーツ自転車の多くはリアディレイラー(後ろの変速機)と呼ばれる部品がチェーンの張りを自動で調整してくれる作りになっています。
しかし、チェーンが摩耗してくるとこのディレイラーの張りだけでは調整できなくなってきます。
その結果、変速不良やチェーン外れなどのトラブルが頻発するようになります。

・チェーン摩耗の原因
走行する際に巻き上げる砂埃などの汚れが蓄積し、汚れがやすりのようになってチェーンの関節部分をどんどん削ってていくことによってチェーンの全長が伸びるのです。

なので、チェーンが真っ黒の状態で走り続けている人は今一度見直すことをオススメします。
特に通勤通学などで雨なども関係なく走っている方は要確認です。
チェーン自体は消耗品なのである程度きれいに乗っていても2000~3000キロくらいが交換の目安ともいわれているので、サイクルコンピュータなどで走行距離を管理しておくと簡単に交換目安がわかります。

チェーンの摩耗を放置しておくとチェーンがかかっているギア側(歯車)も削れていくので修理に多額の費用が発生することがあります。
チェーンはこまめにきれいにしておくのが良いでしょう。

チェーンの洗浄方法は様々ありますが、専用クリーナーで油分を落とし、再度注油する流れが一般的です。

私の経験ではギアが削れている状態でチェーンを新品に交換しても歯飛びや変速不良を起こすパターンが非常に多かったですね。

古いバイクの場合はリアディレイラーが摩耗して変速不良起こす場合もあるので、わからない場合はスポーツバイクショップで確認してもらいましょう。

チェーンの摩耗はチェーンチェッカーという工具で測ります。
そこまで高くもないので自身で用意するもよし、ショップで確認してもらうもよしです。
外見だけでは判断しづらいのでお気を付けください。

今回は「チェーンの摩耗」についてでした!
また次のあるあるもお楽しみに。

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