女神無き愛は永久に孤独
あの日は確かに心を苦しめていた
それでも何とか自分を保ち、涙をこらえた
でも君は塞き止めた心を開放した
そのせいで滝のような水が溢れてきた
息が止まるほど溺れた、このまま底に沈んで全てが終わると思ってた
何も解らないがそれは確かにそこにあった
何も見えなくてもそれはあった
ただそこにあるだけの愛を信じてきた
何も食べずに忘れようとしたが、心に刻まれた愛の刻印が消えることはない
これが一生残り続けるなら、自分は愛の痛みを抱きながら光の海の中で眠るだろう
どれだけ考えても答えなどない、その答えは心に刻んだ愛の言葉と共に空へ漂い天へと登り行く
嘆いてもうめいても、癒されることがないなら、何をそこに埋めたらいい
そこにあるのは深く刻まれた空っぽになった愛の刻印、君がそれを埋めないなら、そこに何を詰めたらいい
人は恋に苦しみ、愛に嘆き、孤独に憤る
それが何年たっても変わらずに残り続ける呪縛となるなら、この心臓を取り出し握りつぶし土の中に埋めてしまいたい
この愛が新たなる生命の糧となるなら想いは生き続け、永遠なる時の中に命の光を灯し続ける
どんなにこの世界が終わりに近づいても、遥か彼方にある光のシグナルに共明する1つでありたい
どんなに世界が変わろうとも、届かぬ言葉を叫び続ける風の音となりたい
見え透いた心など何処にでもある軽石だが、純粋から生まれた汚れなき水は全てを生み出す包容の光となる
純粋の水は枯渇しない無限に溢れる浄水
汚れた心を洗う涙の浄水となる
何もいらない、何も欲しくない、ここにある全ては永久にあなたの始まり、運命の光
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