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子どもに言わないと決めている言葉

2歳になったばかりの頃の息子に、

「あ。言わなければよかった…」

と後悔したことがあります。
それ以来、もう言わないと心に決めている言葉があります。




滑り台で遊んでいるときのことでした。
少し横幅のある滑り台で、息子は足を広げて滑るので、途中でつっかえてしまって。前のめりになって倒れそうになるので、とても危ない。

「足を閉じて滑るんだよ」

心配になって声をかけると、何度か足を閉じて滑っていました。けれど、すぐに忘れてしまって倒れそうに。

「足をペタってくっつけて滑って!危ないから!」

つい、怒り口調で言ってしまいました。

それでも、息子は足を広げて滑って、滑り台の着地に失敗し、

「どてん!」

と前のめりに倒れてしまいました。


わたしの口からつい出てきた言葉は、

「だから言ったやん!」

その言葉を聞いた息子は、なんとも言えない表情をしていました。


これは言うべきではなかった。

もっと他に言う言葉があった。

倒れてこわい思いをした息子に対して、さらに追い討ちをかけるように、注意をする必要などなかったんだ、と深く反省しました。

何度か口で言ったって分かる月齢ではなかったのにもかかわらず、口頭だけで理解させようとしたこと。

うまくいかなかったことに対して、「落胆」「失望」のようなネガティブな感情の言葉かけをしてしまったこと。

言ってしまったことは取り返すことはできませんが、この出来事をきっかけに、子どもとの接し方を大きく改めていこうと考えさせられました。

●危険なことに関して
・絶対に危ないことは事前に注意をしたい。
・危険を取り除くような環境設定をしていきたい。

●子どもの失敗に対して
・失敗から学んでいくというスタンスで子どもと接していきたい。
・失敗した時には励ましや勇気づけにつながる言葉かけをしていきたい。

のびのびと自分らしく子どもが育っていくためには?

日々悩みながら、子どもと向き合っています。
今回の出来事のように、反省することも多々あります。けれども、大人も子どもも、失敗を次に生かしていけばいい。失敗をネガティブなものとして捉えるのではなく、失敗から学び、成長していけばいい。そんなふうに思っています。

子どもも、親も、自分らしくあれるように。

目指す方向だけは見誤らずにいたいです。




親子の数だけ関わり方が違って当たり前。
何が正解かなんてわからない。今回のエピソードは、わたしの中で「言わないと決めた言葉」で、それが正解だとは思っていません。けれど、何か気づきのきっかけになったのであればさいわいです。

子どもの姿から学び、親として学びを深めていくマガジンを運営しています。ぜひ、読んでみてくださいね。

▼ こちらも参考になれば。

最後まで読んでいただきありがとうございました♩


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