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エッセイ的な...

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日常のちょっとした気づきを綴れば、少し明日の見る風景が変わるかもしれない。誰かの背中をそっと押せればうれしい。
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2018年3月の記事一覧

弱音がぽろっと

弱音がぽろっと

やりたくないことを断れない時もある。

まあいいか、ちょっと我慢すれば、丸くおさまる。その小さな積み重ねで、自分の許容範囲や、ストレスの限界を超えてしまうんだ。

残業しないと決めていたのに、業務が立て込み、追加の仕事を断れなかった。
体が疲れているのに、遊びのお誘いがあり、断れなかった。
自分のタイミングでご飯を食べたかったのに、周りに合わせることを優先した。

わがままで断るんじゃない。
あと

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当たり前、と、ありがたし

当たり前、と、ありがたし

当たり前じゃない。

ここにいることも当たり前のことじゃない。

やさしさとは、当たり前のことを当たり前にせず、拾い取れることだと思う。

毎日、掃除をして、ごはんを作って、
その「当たり前」や

仕事で、周りを見て、滞りなく対応する、
その「当たり前」や

その人が行う特別なことは、毎日行うことによって、周りの人にとって、「当たり前」になっていく。
しかし、そもそも、当たり前じゃなくて、「ありが

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自分のハードルを越えていく

自分のハードルを越えていく

一番、自分に重くのしかかっている
挑戦に歯止めをかけるハードルは、、

年齢でも、

お金でも、

親の反対でも、

能力でもないと思うんだ。

それを理由にしているだけで。

「自分ならできる!」

そう無条件で思って、はじめて、その先に進める気がするから。

「自分がやらな、誰がやるねん!」

そう思える根拠のない自信。
それは使命でも、何でもなく、心から沸き起こってくる感情から動き出すもの。

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やめること。

やめること。

何かを始める前に、やめるのか。
何かをやめて、新しいことが入ってくるのか。

その因果関係はよく分からないが、変化する上で「やめること」というのは、大きく関わってくる。

今年に入って、思い返すと、いろいろやめた。

5年くらい続けていた天然水の宅配をやめた。

テレビを見るのをやめた。
録画したものだけを見ている。

愛想笑いや、自分の思いと違う言葉を使うのをやめた。

新聞を取るのをやめた。

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圧倒的な爆発力

圧倒的な爆発力

この2ヶ月の間、わたしは、圧倒的な爆発力と出会う経験をした。

羽生結弦選手も、その一人。

平昌2018オリンピック冬季競技大会 羽生選手編(ぜひ、動画をご覧ください。)

何度も何度も 何度も何度も繰り返す同じ動き。
それはまるで、不純物を少しずつ捨てて
世界で最も純粋なものを作り上げていく作業に見えた。

動画より。

圧倒的なエネルギーを持ったものは、
自分の思いと表現されるものとの、

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好きな風景を探しに

好きな風景を探しに

散歩に出かけるのが好きなのは、歩いていると、考え事が整理されていくこともあるけれど、好きな風景を見て、そこに変わらぬ自分を発見するからかもしれない。

空を見るのもそう。

澄み渡った空に自分の心を映す。
きれいだなぁと感じる心だったら、同じように自分の心もきれいであるように思うのだ。

他にも、好きな風景はまだまだある。

木漏れ日。

好きだと、明確に感じるようになったのは、大学生のとき。

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感情の泉と感情の器

感情の泉と感情の器

とても抽象的で、的を射ないかもしれないけれど、、、それでも、言葉にしてみたくて。

「感情の泉と感情の器」

わたしは、感情に翻弄されやすい。緊張すると、頭が真っ白になってパニックになるし、気持ちが波のように押し寄せてきて、自分ではどうにもできないことがある。それでも、最近は少なくなってきたけれど。

これって、何だろうと考えた時に、感情には、「泉」と「器」のようなものがあるんじゃないかと仮定する

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クリエイティブする時間

クリエイティブする時間

わたしは、書くのに、ほとんど時間を掛けない。ほぼ、一気に書き切る。

それは、着想はすでに出来上がっているから。だから、書くときは、その線やイメージをなぞることに、集中すればいいというだけになる。

詩を書くとき、
エッセイを書くとき、
小説を書くとき。

全て方法は同じだ。

詩は、心の中がぐちゃぐちゃになっている時の方が生まれやすい。絡まった糸を解きほぐす作業そのものが、詩を作る過程だと言える

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