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#統合失調症
創造性から見えてくるもの
中井久夫は「思春期の子供が精神病で入院治療する」ことを「階段の踊り場でやすむ」と表現している。なんと慈愛のある表現だろう。
統合失調症の急性期は、意識のアクセルが、べた踏みになる状態と見て取れる。中井はふんだんな投薬と休養がいいという。
薬にアレルギーがあり、投薬できなかった患者があったらしいが、24時間、医師を呼べば行けるよ、という状態にしていたら、なんとか乗り切れたという話もある。
ぼく
出ると隠される類の理屈(注:精神病について書いています)
精神医学のプロには、人と人の間にいきかうものを否定する人がいる。
おもいやりや暖かさを錯覚と、言ってしまえる極論があること、現代人なら知っているかもしれない。しかし、ふれあい、暖かさが必要な人のほうが多いと想像するし、極論が否定しても、否定される「現象」としてぬくもりなどを認識できると思う。
「在る」のだ。
このような「伝わるもの」が「過剰になる」のが、精神病(精神病という言葉は、精神医学で