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小説家になりたい男の戯言NO.21

前回、私の小説への向き合い方を正直に書かせて頂きました。

現在私は転職活動をしております。この6月で仕事を辞め次なる職を求めて日々過ごしております。

もうすぐ社会人経験が半分で折り返そうとしているこの時期、今までは若さやその日楽しければいいやという乱暴な生き方で過ごしてきました。

特に夢があるわけでもなく、お金さえ稼げればそれでいいと。

しかし、今まではそれでよかったとしても、これからもそれでいいのかと、最近は自問自答する毎日です。

残りの社会人人生くらいは本当に好きなことをやって暮らしていきたい▪▪▪。

皆様も一度はそんなことを考えたことはありませんか?

私は会社に属して売り上げを上げたり出世をしたり後輩を指導したりなんていう、社会人として当たり前のことに一切の興味がありません。

これまでの社会人人生は、若さもあったので向こう見ずでとりあえず働いていましたが、ここ最近はずっとそんな働き方に違和感を覚えていました。

私って普通の社会人には向いてないな▪▪▪。

そんなことを常々考える日々の中、やはり頭を過るのが「小説」でした。

小説で食べていければどれだけ幸せだろうな。

そんな淡い夢を最近は抱かずにはいられないのです。

しかし、現実は甘くはありません。結婚もしてますし家族を養わなければなりません。

それに小説で食べていくっていっても、今の私の実力で太刀打ちできる世界でもありません。それは十分承知しています。

しかし、じゃあ諦めるの?と言われたら、答えはNoです。

やはり少しでも小説家として世間から認められ、私の作品を喜んでくれて、誰よりも認められたいという気持ちがあるんです。

▪▪▪はっ!?

さっき私は社会人として当たり前のことに興味がありませんと言いましたが、それは嘘じゃないですかね?

だって小説家として認められたいならそれは出世欲があるわけですし、本が一冊でも売れたらいいというのは売り上げの数字を気にしてるということです(後輩の指導は本当に興味なかった笑)

なんだ、やっぱり私にも人並みの社会人としての欲求が備わっていたんだ。ただ、これまではあまりにも場違いなフィールドで戦ってきたから違和感を覚えていただけで、根本的なところは同じだったようです。

社会人意識が薄いからといって人付き合いが苦手というほどではありませんし、第一、小説家として活動していても人との交流は避けては通れません。仙人のように山に籠って、書き上げた小説を空に飛ばせばそのまま読者に届くはずもありませんし▪▪▪。

長文になりましたね。つまり何がいいたいかというと、残りの社会人人生もやはり社会との接点は続けていくが、少しでも小説家としての充足感を味わうことが出来るように立ち回らなければならないということです。

そしてやっぱり諦めきれない小説家の道。ここ最近はシナリオライターとKindle小説を出版したことで、微々たる収益を得てそれで胡座を書いておりますが、そんなことで満足していたら、私の残りの人生も悲惨なものになるのは確実でしょう。

でも一体どう生きていけばいいのでしょうね▪▪▪。

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