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エッセイ

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2019年8月の記事一覧

【エッセイ】一隻の舟になれ

【エッセイ】一隻の舟になれ

誰も波を立てないレーンをひとり一隻の舟になった心地でぐんぐん泳いでゆくのが好きだ。

(実際の速度はとても遅い)

平日昼間のジムのプールはこどもの水泳教室がなければレーンの多くが空いていることが多い。
なぜって区民プールの方が圧倒的に料金が安いし、通常の勤務をしている人間は平日の昼間には訪れるのは難しいだろうから。

私が区民プールではなくジムのプールに通うのは、ワイヤレスイヤホンをつけて音楽を

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ぼ、ぼくはおにぎりがすきなんだなあ。

ぼ、ぼくはおにぎりがすきなんだなあ。

お金を使うのが怖い、と先日記事にしましたがその後日談。

記事を投稿した翌出勤日から早速お弁当を作り、飲み物はタンブラーで済ますようにしました。
おかげさまで1日の食費が浮くようになりました(といってもまだ3日)。
ありがたや〜。
何よりお金を使う罪悪感が減り、気持ちが少し楽になったように感じました(ここ大事!)。

誰でも美味しく作れる生姜焼き弁当。

お弁当と言えば三色丼。カタチから入るタイプ

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「リカバリーを信じなさい」

「リカバリーを信じなさい」

「体調が悪いとき、ありさは掃除をしたがる」

体調が悪くなる兆しはいくつかあって、例えば部屋の汚さが許せなくなって深夜なのにがさがさと家の片付けを始めたりする。
(謎の気持ちの焦りから来るもの)

家人にとってはとても迷惑なので「また明日やってよ」と渋い顔をされることもしばしばだ。

また、お金を使うことやお金が減っていくことを極端に恐がることも体調が下降している兆しのひとつだと言える。

突然の

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【旅する日本語】最後はきっとハッピーエンド

【旅する日本語】最後はきっとハッピーエンド

気持ちが不安定な向きに傾くと、
お金を使うことを躊躇するようになる。

精神状態がまっとうなときには、とりあえずは働けば必要なお金は入ってくるし、足りなければ追加で働くなり残業すればいいと前向きに考えられる。

しかし、気持ちが下降しているときは失ったお金はすぐに戻らないのではないか、このままじり貧になって、バッドエンドを迎えるのではないかと考え、ゆらゆらと不安な気持ちになってくる。

一所懸命に

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