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「リカバリーを信じなさい」

「体調が悪いとき、ありさは掃除をしたがる」

体調が悪くなる兆しはいくつかあって、例えば部屋の汚さが許せなくなって深夜なのにがさがさと家の片付けを始めたりする。
(謎の気持ちの焦りから来るもの)

家人にとってはとても迷惑なので「また明日やってよ」と渋い顔をされることもしばしばだ。

また、お金を使うことやお金が減っていくことを極端に恐がることも体調が下降している兆しのひとつだと言える。

突然の掃除とお金が減ることへの恐怖はどちらも鬱に流れていくときの兆候のように感じる。鬱の前触れは内側へと謎の圧力がかかる感じがする。
一方、躁の前兆はやたら人に話しかけたり、行動範囲が増えたり、衝動買が増えたりと外に対する力が発動される。

※これらは私の主観でしかないので、人によって兆候は様々です。

少し前が軽い躁の連続のようだったから、今になって何度か軽い鬱の波が寄せては返してまた寄せるのを繰り返しているようだ。


さて毎月15日のお給料日にわたしは決められた額のお小遣いをATMから引き出して財布に入れる。月末には半分以上使ってしまってずいぶん早く使ってしまったと罪悪感に襲われることもある。

我々夫婦のお小遣いにはランチ代が含まれるので、うまくやりくりしないとマイナスになってしまう。マイナスになったらわたしの個人口座からお金を引き出す。
このところの赤字続きの理由のひとつは、わたしの昼ごはんが外食で済ますことが多いことによる。そこそこの金額で一人呑みもするし、最近は無駄遣いも多かったような気もする。

預金を減らさず維持させるには増やす考え方と減らさない考え方のふたつの方法がある。

すなわち増やす方法としては、仕事の追加出勤を行なったり、残業を行ったりするごくごくスタンダードな方法だ。
当然肉体および精神疲労さえ耐えられれば早く金銭を得ることができ、それによって心の平安が戻るのであれば最短且つ最良の方法かもしれない。

ただし、わたしの性格上、ひとつのことにハマるとこん詰めてのめり込むことが多くあり、結果としてまた体調を崩しかねないリスクがある。
意識を高く持って体調管理をしつつ、無理ない範囲で安心できるまで金銭を獲得するのがいい。

反対に預金を減らさない手段としては、お金を支払う度合いや頻度を下げていく方法が良いだろう。

普段、出勤時の昼ごはんは外食で800円から1000円ほどかかっているが、もしこの支払い金額をさげたいなら、

外食→コンビニ→スーパー→弁当持参

というように支払い金額を下げていけばいい。弁当を作るのが億劫なら、おにぎりだけつくるのでもかなりの節約になる。

自販機で飲み物を買わず、タンブラー持参でもチリツモで節約になる。

本気でお金を使いたくないなら、友達付き合いや一人吞みを止めるのが手っ取り早いけど、会いたい人には会いたいし、たまにはひとりで飲みたい時もある。

だったら友達とは夜あうのではなく日中にランチをして楽しみ、一人呑みは夫が飲み会のときにいろいろ買い込んで家で飲めば半分くらいの値段で楽しめるかもしれない。

だけれど、友達と遊ぶ時にケチるのは駄目だ。ちゃんとメリハリつけて楽しむときには楽しむのがいい。

ここまでお金がどうの節約がどうのと書いてきたが、お金を支払っているときに不安な気持ちになっていることが「いつもと違う自分」であることを意識することが大切だと感じている。

例えば道に真っ直ぐな線が引いてあり、右が鬱、左が躁だったとして、いまはどちらの方向に傾いているのか状況を客観視したうえで認め、そこからどうしたらまっすぐな状態に戻れるかの試行錯誤を繰り返して、「ああいつものあれだからこうしたらきっと大丈夫」と自分なりのハザードマップを長い年月をかけて作り上げていくのが良いだろう。

「どんなときもリカバリーを信じて」

あのとき、山の上の病院で先生に言われた言葉を何度も何十回も何百回も思い出す。
時には口に出して噛みしめる。

リカバリーを信じる。
これくらいの不安、すぐにまた元通りだ。


#日記 #エッセイ #お金使うの怖いひといますか

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