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外資系の有名企業を複数社経営した社長から学んだリーダーシップの話。

日々素晴らしい経営者とお話しする幸運に恵まれるので、本日はお裾分け回とさせていただきます。まずは、戦略を立てて、組織を作り、リーダーを決めるという順序が理に適っているという話は興味深かったです。

IBMの危機を救ったルイス・ガースナー氏から学んだ経営スタイルのようですが、日本の企業はどちらかと言うと、リーダーが決まり、そのリーダーの好みの組織を作り、その中で戦略を検討するというスタイルが多いですよね。私もどちらかと言うと後者のスタイルなので意識してみたいと思います。

また、カルチャーが異なる子会社が複数あると、なかなかワンチームにならないということで、全ての子会社を統合した上で、オフィスもワンフロアにまとめたという経験談もありました。結果、かなりのことは解決したそうです。実にシンプルな話ですが、組織ごとに大将がいますし、統合には反発も発生するので相当な覚悟ないと出来ることではありません。

更に、物理的なアクションで解決出来ない様々な問題や反発は起こります。どのような対応を?と尋ねると、「コミュニケーション」と返ってきました。どのように?に対しては、カスタマーファースト、顧客のためになることは何か?を徹底的に議論して整理すると。

この軸が定まると、そこに矛盾する社内的な動きは大概牽制できるので、おかしな理屈で否定することは出来なくなると。カスタマーファーストだけでなく、経営理念や行動規範などどこからアプローチしても良いと思いますが、コミュニケーション、軸に照らして組織を動かす、大切ですね。

経営に興味がある読者に少しでも参考になれば幸いです。

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