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"スピード"は七難隠す

ビジネスパーソン誰にでも当てはまることですが、特に、知識・経験の浅い若い人たちは、スピードに拘るべきだと思っています。理由は、一発で良きアウトプットを出せる確率が低いからです。考えてもわからないものはわからないし、初めての経験なら手探りでやるしかないからです。

こういう状況下で時間を要しても効率が悪いと言えます。タイムイズマネーです。さんざん時間をかけたにも関わらず、箸にも棒にも引っかからないのでは、時間の無駄だし、やり直し、またはダメ出しでは当の本人が一番辛いはずです。

とにかく速く、「こんな感じですかね?」「ここはこういうふうに考えるべきですかね?」と確認するなり、概略だけでもアウトプットして確認する。微調整しながら正解を早めに捕まえにいったほうが効率が良いし、マネジメントする立場からも間違いなく評価されると思います。決して、石橋を叩いて渡れ、を推奨している訳ではありませんので誤解のなきようにお願いします。あくまでも合意出来るアウトプットを最短で出すためのアプローチとなります。

知識・経験の浅い若い人は、質よりスピードと量で補うのが得策かなと思います。最後に、上司は、部下が思っているより頼んだり、依頼していることを覚えているものです。明確に指示をしたものだけでなく、さりげなく依頼したこと含めてです。だから「あの件どうした?」「あの時お願いした件、まだ答えもらってないんだけど?」など、これは極力言わせないでください。

これを言わせると一般論として評価を下げる可能性があります。逆に先回りしてバシバシ答えを完全な形でなくともフィードバック出来る人は間違いなく信頼を勝ち得ます。これこそ世間でいうデキル人と個人的には定義しています。

これは、社内の上司と部下での間柄だけでなく対顧客にも言えます。ビジネスの成功の絶対条件である信頼関係構築にも最も有効であると思います。とにかくスピード、スピードは、ビジネスの世界では七難隠すと断言できます。

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