声出し応援について

FIFAワールドカップサッカーで日本代表の大活躍で盛り上がる中、注目されているのが応援ですね。マスクなし、大声でコロナ前同様のスタンドの映像を繰り返し日本国民が観ることになりました。日本はまだマスク、大声での応援の禁止という状況とのギャップに、さすがにこれはなんとかならないものかという声が大きくなってきているように感じます。

応援しているチームを勝たせるためにも熱量、声援による応援の必要性をあらためて感じたスポーツ観戦ファンも多いと思います。B.LEAGUEがプロリーグである以上、バスケ界では、先頭切って取り組みたいと思ってはおりますが、現時点で、日本のルールでは叶いません。

最終的には、政府方針か転換されることを待つしかありません。この数年の感染対策やエビデンスをもってスポーツ界、エンターテイメント界全体として状況の改善を求めてもおります。しかし、道半ばで満員でお客様をお迎えできるというところが天井になっています。大声をだすことを許容するなら、収容人数制限、声出しエリアの限定などなかなか運用面でも難易度高いルールが存在しています。2択の中で、事業継続、運用面の観点から満員、声出し禁止を選択せざるを得ないのが現状です。

2類から5類にコロナに対する取り扱いが変わるなど、観戦ルールが転換されることが理想ですが、あらためて個別自治体や然るべき機関へのお願いを行いながら状況の打開を模索していきたいと思っています。

いつかはコロナ前に戻りたい、戻したいですが、せめてマスク有り、声出し解禁は許容される状況を作りたいと考えています。出来るなら今シーズン中にでも。個人的な動き、バスケ界だけでどうこうならないのが本件ですが、水面下で出来ることを引き続き、取り組んでまいります。

来年2023年夏、バスケットボールのワールドカップがあります。共催とは言え、沖縄で開催されます。世界から多くの人が観戦に訪れます。その時、日本はどのようなスタンス、観戦ルールで訪日客を受け入れていくのか、大きな課題だと思います。

オリンピック自国開催時は、残念ながら無観客でした。さすがに無観客はないでしょうが、ホームコートアドバンテージをいかんなく発揮できる沖縄アリーナにて日本代表の勝利の後押しを大声援でファンの皆さまにしていただける状況になることを心から願っています。