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2024年仕事始めに際して

2024年元日に、令和6年能登半島地震、2日に羽田空港にて、日本航空機と海上保安庁との衝突と悲惨な震災と事故が発生して不安と恐怖と悲しみに日本国中が包まれたお正月となりました。

こんな時、スポーツ界、バスケ界、Bリーグ、個人としてもどうすべきなのか、毎回考えさせられます。可能な限り、選手たちのプレー、アリーナのエンタメ、ファンの皆さまが創り出す熱気で多くの人々を元気にしたい、スポーツの力で被災地支援に繋げていくことが役割ではないかと結論づけています。

さて、大変な年明けとなりましたが、Bリーグの責任者として、この一年のビジョンを3つの大きな取り組みとその他に分けてお示ししたいと思います。

はじめに、事業計画について、2021年に発表した3ヵ年中期経営計画の3年目にあたります。概ね目標を達成しつつありますが、最終年度も結果にコミットしてフィニッシュしたいと思います。併せて、夏頃まで2024年から5ヵ年計画を策定する予定です。

2024-25、2025-26というB.革新前の2年、2026-27、2027-28、2028-29のB.革新後の3年と成長フェーズを分けて策定します。短期的には、夢のアリーナが出揃う2028-2029をピークに持っていこうと考えています。非常に重要な経営計画の策定をすることになりますので心してあたります。

続いて、昨年発表したB.革新の大きな方向性に対して、現在各論を詰めています。春頃には、競技ルールなどファンの皆さまの関心の高い案件について、発表する予定です。B.革新における競技力、経営力強化の具体的な戦略を明らかにしたいと思います。

併せて、競技のみならず、スポーツビジネスの改革として、SIH(ソーシャルイノベーションハブ構想)についても対外的なプロモーション含め力を入れていきます。

最後に、B.革新は、Bリーグの成長戦略の通過点ですので2050年という未来を見据えてどんな世界を目指すのか、年内にお示ししたいと思います。ココロたぎる、NBAに続く世界第2位、世界一型破りなライブスポーツエンタメ、グローバル、ダイバーシティなど、B.革新でフォーカスすべき領域の解像度を上げました。更にその先にを明らかにして、発信する重要性を感じています。

チェアマンに就任して、3年はコロナ禍、同時進行で将来構想、4年目でB.革新として具体化してきました。5年目は、粛々とやるべきことをやるというのが基本スタンスですが、未来に向けて非常に重要な一年になります。前述した大きな枠組み以外にも、マニフェストで公約したこと、他プロジェクトについてもしっかり取り組んでいきます。

沖縄のオールスター、パリ五輪、B.革新の2026-27のB.プレミア参入クラブも概ね決まる年となります。改革に終わりはありませんが、クラブ、リーグと力を合わせて良き未来を切り拓いてまいります。本年もどうぞよろしくお願いします。

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