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誰もがすでに優秀なカウンセラーを内に秘めている

今日も、お目覚め後お決まりの低血圧でぼーっとしてる時間に昨日の続きが閃きとして出てきた。
男性は行動で愛情を示す、行動で示してほしい。
女性は言葉で愛情を示す、言葉で示してほしい。
これは昔から言われる一般的な恋愛概念だけれども。
私自身は思考で自覚がなかった。

ただ、昨日に続き記憶が過去にワープした時に出てきたのは、
表面上は(私たちは仕事関係で出逢っていたので)
立場的に周囲から噂でも広がれば、相手が仕事をしづらくなる、私ごときでそんなことになれば相手に迷惑をかけてはいけないから絶対誰にも気づかれないようにしないと…。
そんな相手への配慮のつもりで、相手のエネルギーを受取拒否していた。
現実的には、気づいていても気づかないふりをして
見ないふりをしていたということだ。
でも潜在意識ではもっと深いものが潜んでいて、

・無価値の自分なんかは愛されるはずがない
・愛情は自分が頑張って相手に何かをしないともらえないもの
・もし勘違いだったら恥をかく。後々傷つきたくない

それらのブロックが潜んでいた。
実は相手の為に、と思ってしていたつもりだった自分の態度というものはこれらのネガティブマインドを
見ないようにして あたかも相手の為に、と相手のせいにして無意識にしていたこと。
確かに相手ははっきりした言葉で何かを伝えてきたことは一度もない。
ただ超絶鈍感な私ですら、あれれ?これって…??ってうっすら気づくくらいに行動で示してくれてた。
それでも当時の私はまだ未熟さ故に、信じる事ができなかった。
だから傷つく自分を守る為に、本心を隠していた。
周囲が気づいて相手が困ることになるのは嫌だ!という思いから、
人目を気にしない場面では言葉で伝えていたつもり。
(それでも今思えば、自分が傷つかなくていいようにかなり素直じゃない遠回しな表現をしていたと思う。)
そして、私が当時あれだけ不安に思っていた理由も
同じくして「ちゃんと言葉で言われていないから、
勘違いかもしれない。私の勝手な思い込みかもしれない。」
言葉を求めている自覚は全くなかったが、結局無意識に言葉で伝えてくれないと信じられない!と思っていたことになる。

逆に相手視点からみれば、これだけ示しているのに
どうして気づいてくれないの?
言葉でそんなこと言われたって、行動が伴ってないし
信じられない。受け取ってもらえないということは、
受け入れてもらえないってこと。
嫌われてるんだ…
おそらくそんな思考回路になっていたのだと思う。

私自身はこのプロセスの間、セッションを受けたこともなければ、占いに頼ることもなかった。
私自身が漠然と人のメンタルケアサポートをしたい!という夢を持っており、その思いから人の心に寄り添える仕事がしたいと 前職を選んだ。
結局前の専門職でも、スピリチュアルでも私の思い描いていた人の心に寄り添うことはほとんどできなかった。現実的にやらねばならない業務をこなすことに手一杯で、本当にやりたかったカウンセラー要素のことはボランティア程度。
占いだって他力本願で、自分の都合のいいことしか聞きたくない、他人軸で誰かに(努力はせずに)魔術のようなもので人生を変えてほしい、アドバイスなんかは聞かない。とにかく先生なんとかして!
(実話、これが事実。来月までに不倫相手の彼を奥さんと離婚させて、私だけを愛するようになんとかして!お金払ってるの。先生はプロなんでしょ?)
そんな方たちの対応にほとほと疲弊した。当時は
個人ではなく、とあるそれなりに名のあるところに在籍の立場だったこともあり、会社の方針、やり方に従うしかできない苦しみがあった。
私は何をやっているのだろう?人生をお金で魔法をつかって一瞬で書き換えてくれ、だなんて人たちのエネルギーに押しつぶされてどんどん自分が悲鳴を上げていく。
それが会社を離れた理由でもあった。

フリーになってからは、前もって自分なりのポリシーを提示することで、そのような客層はほぼ弾くことができるようになったのだが、
そもそも私自身が自己統合を進めながら占いや
カウンセラーに頼らなかったことは、
外側に答えは存在しないことを知っていたから。
もちろんカウンセラーというものは、自身での気づきを得られるように誘導することであり、答えを伝える事が役割ではない。
だが、誰かに聞かなくても本当は全ての解決策は
自分自身がすでにもっている事を感じていたから
孤独でも自分と向き合う道を選んできたのだと思う。
本当は全てわかっていた。
答えは他人が教えることではなく、自身の中にあるものだからそれを促していけばいいのだと。
それでも占いに駆け込んでくる方というのは、
そもそも外側の世界を変えて欲しいというエネルギーが強烈すぎて、こんな話をしようものなら
瞬時にそこで強制終了され、口コミには
お金を払ったのに何もみえていない、偽占い師だと書き荒らされてしまう業界。
そこを打ち破る勇気がなかったのだ。これでは占い師である側のメンタルがぶち壊れてしまうことを守りたかった。

結局のところ、誰もがみんな「自分自身が傷つくこと」を恐れて無意識に本音を押し殺してしまう世界。

私が当時は自分で気づけなかった潜在意識の傷を
癒す事ができたことで、無意識とはいえ相手を傷つけてしまっていたことに気づき、
言葉ではなく行動でちゃんと示したい。受け取りたいという結論に辿り着いた。

会社の売上や数字の圧力に従う事ではなく、
自分はここからここまでのサポートができることを
きちんと提示する。
それを了解した上で需要と供給にマッチしたクライアントさんと成長しあっていくこと。
それが自分の求めていた生き方だった。
これらを言語化するのが難しいほどに、疲弊していたのだ。

魂が喜ぶことは外側の世界に存在しない。
過去の自分の生きてきた中で、どんな思いを抱いて生きてきたか?
何をしている時に魂が満たされる思いを感じたか?
全てはそこに答えが存在する。
人それぞれ役割は違うけれど、どんな人にも必ず得意な分野はある。ない人はいない。
それが仕事になる、ならないも関係ない。
必ずしも魂が喜ぶ事が職業になるとは限らない。
ボランティアや趣味であってもいいと思う。
自分の内側に答えがあるということは、
優秀な秘書やカウンセラーも外側に求める必要はないのだ。
誰もがそんな優秀なカウンセラーを内に秘めているのだから。
ただ、それに気づけるまでの促しのサポートが
本当に必要とされているカウンセラー。
だから、あなたはこうだからこうしないと…と押し付けになるようなものはカウンセラーではなく、
自分の価値観を相手に押し付けているだけのエネルギーパンパイア。

最近もうnoteでは「手放し」しか言ってないような気がしてきたが、『人生って旅は手放しと受け取り』の
繰り返しだから仕方ないのかも。
人は誰しも初心を忘れて、段々傲慢になってしまうものだ。
だからこそ、より深く自分の内側に向き合うこと、
常に自分の内側につながることを忘れずに
私は私の魂が喜ぶ生き方をしていこうと思う。



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