言っていることは正しいが、「言い方・言い回し」に問題がある ~アニメ「不徳のギルド」の場合
◆概要
【言っていることは正しいが、「言い方・言い回し」に問題がある】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例:アニメ「不徳のギルド」(第12話)
▶1
本作の主人公はキクル(20歳の男性)。
彼は若いながらも、優秀な「ガード=魔物を狩る人」である。
ある日のことだ。
・Step1:キクルは、ひたむき(18歳女性、後輩ガード)を伴って、師匠ミルのもとを訪れた。
・Step2:じつは、ひたむきは「いつも魔物に襲われ、卑猥なことをされる」という特殊体質の持ち主。優れた学者であるミルに診察してもらって、この体質の謎を解こうというのだ。
まずは
・Step3:挨拶を交わす一同。
・Step4:その後、ミルはひたむきをじっと見つめて――こう言った「確か、ひたむき嬢の肉体を隅々まで入念に調べてほしいんだったな」。
・Step5:その言葉に、ひたむきは顔を真っ赤にした。
・Step6:キクルが慌ててツッコむ「表現気をつけて!」。
▶2
ミルに診察してもらうべく、ミル宅を訪問したひたむきたち。するとミルはこう言った。曰く――「確か、ひたむき嬢の肉体を隅々まで入念に調べてほしいんだったな」。
「確かにそうなんだけどさぁ……『肉体を隅々まで入念に』ってその言い方はさぁ!(笑)」「ひどい言い回しだ……(笑)」と思わず噴き出してしまった鑑賞者は少なくないだろう。
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