大げさすぎる・大仰すぎる ~ドラマ「セックス・エデュケーション」の場合
◆概要
【大げさすぎる・大仰すぎる】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例:ドラマ「セックス・エデュケーション」(第5話)
▶1
本作の主要キャラの1人・メイブ(女子高生)。
彼女には、カレシがいる。同級生のジャクソンだ。
ある日、
・Step1:ジャクソンが言った「うちに遊びに来てほしい。両親に会ってほしいんだ」。
・Step2:メイブは戸惑いながらも同意する。
メイブは普段、
・Step3:ロックテイストのいわゆる「辛口ファッション」を好んでいる。
・Step4:しかし、ジャクソンは良家のお坊ちゃんだ。そんな彼の両親に会うとなると……うーむ。どうしたものか。
・Step5:というわけで、メイブはエイミー(友人、金持ちの娘)に声をかけた「初めてカレシの親に会う時って、何着る?」。
・Step6:するとエイミーは、メイブの格好を改めて確認。そして言った「とにかくいつもの服は止めるべき。お兄ちゃんのカノジョがバンドTシャツを来てきたことがあるんだけど、うちのママったら『あの子は悪魔崇拝者よ!』なんて言い出したのよ」。
▶2
エイミーは良家のお嬢さまである。
したがって彼女の母はロックテイストの格好に免疫がなかったのだろうが、しかしそれにしても――「悪魔崇拝者はないだろ(笑)」「バンドTシャツを着ていたくらいで悪魔崇拝者って……そのお母さん、いまの時代に生きていけるのか?(笑)」と思わず噴き出してしまった鑑賞者は少なくないだろう。
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