「A、B、C」と列挙する→途中でおかしなものが混ざる ~ドラマ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」(シーズン1)の場合
◆概要
【「A、B、C」と列挙する→途中でおかしなものが混ざる】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例:ドラマ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」(シーズン1の第5話)
▶1
本作の主要キャラの1人・シェルドン(20代後半の男性)。
彼は、親友のレナードと同居している。といっても2人が住んでいるのは広い家で、共有スペースに加えて各人のプライベートルームも用意されている。
ある夜のことだ。
・Step1:レナードが自室に女性を連れ込んだ。どうやら2人は性交しているようだ。
・Step2:シェルドンは困惑する。彼は共有スペースで考え込んでしまった。
・Step3:じつは――シェルドンは常識というものをおおよそ持ち合わせていない。また、他人の気持ちを理解するのも苦手だ。というわけで、こういう時にどうすればいいのかわからず困り果ててしまったのである。
かくしてシェルドンは、
・Step4:隣家のペニー(若い女性)を訪問し、助言を求めた。すなわち「こういう場合に僕が取るべき行動は?」「僕はここに残るべき?出て行くべき?飲み物用意して出迎えるべき?」。
▶2
ルームメイトが自室に女性を連れ込み、性交を始めた。
それ自体は別段問題ないのだが――はて。この場合、僕はどうすればいいんだ!?
シェルドンは困り果て、かくして隣人に相談した「こういう場合に僕が取るべき行動は?」「僕はここに残るべき?出て行くべき?飲み物用意して出迎えるべき?」。
「気まずくて困惑する気持ちはわかるけれど……『飲み物用意して出迎えるべき?』はおかしいだろ!(笑)」「少なくとも飲み物は用意するな!(笑)」「何だその選択肢は(笑)」と思わず噴き出してしまった鑑賞者は少なくないだろう。
◆他のアイデアも見る👀
この記事が参加している募集
最後までご覧いただきありがとうございます! 頂戴したサポートはすべてコンテンツ制作に使います!