見出し画像

幻影使いが登場するエピソードはシリアスな展開をたどりがちだから、敢えてコメディタッチにしてみる ~Learning from: アニメ「葬送のフリーレン」

フェルン「幻を利用して獲物を誘い込む魔物がいると魔法生態学の本に書かれていました」
フリーレン「アインザーム――その種の魔物の中でも狡猾で貪欲で、人しか捕食しない偏食家。死者の幻影を見せて人を誘い込む」

アニメ「葬送のフリーレン」(第5話)


▶1

「相手の記憶を読み取り→相手にとって大切な人の幻影を生み出して→相手が動揺したところでその隙をついて攻撃する」というタイプのキャラがいるじゃないですか。

異能力バトルやファンタジー作品で時折見かけますよね。

大体が敵役として登場する印象です。

記憶に新しいところでは、アニメ「葬送のフリーレン」第5話にアインザームという敵が登場しました。


▶2

ところで、この手の敵が登場するエピソードは概ねシリアスな展開をたどるものです

  • 例1:「あれは幻影だ!騙されるな!」「わかっている!わかっているが……無理だ!俺には殺せない!」→敗北

  • 例2:「ああっ……もう一度あなたに会えるとは……たとえ幻でも構わない。その手で抱きしめてください……」→敗北

  • 例3:「人間の感情を弄びやがって、このド畜生め!てめぇは生かしちゃおけねぇ!根絶やしにする!」→主人公覚醒、勝利

って感じですね。


▶3

しかし、もっとコメディタッチなノリにすることもできると思うんですよ

  • 例1:幻影使いが幻を作り出す→出てきたのは【猫】だった→幻影使いは困惑する「えっ?猫!?いや確かに猫ちゃんかわいいけど……ここは人間じゃないの?お前、人間嫌いなの?猫しか友達いない系?よければ話聞こうか?」

  • 例2:幻影使いが幻を作り出す→出てきたのは【幻影使い】だった→幻影使いは困惑する「えっ?あたし!?お前にとってあたしってそんな大切な人なの?初対面なのに?えっ。あっ、惚の字ってこと?マジで!?」

  • 例3:幻影使いが幻を作り出す→出てきたのは【敵自身】だった→幻影使いは困惑する「えっ?ここでお前自身が出てきちゃうの?どんだけ自分のことが好きなの!?自分以外に大切な人がいないの!?お前、寂しいやつなの!?」

って具合です。

これはこれで面白くなりそうだと思いませんか?


今日はそんなことを考えていました。



あなたの創作のお役に立てば幸いです。

それでは佳きクリエイティブ・ライフを!!


◆他のアイデアも見る👀

この記事が参加している募集

最後までご覧いただきありがとうございます! 頂戴したサポートはすべてコンテンツ制作に使います!