見出し画像

「A、B、C」と列挙する→列挙したものが偏りすぎ/全部同じ ~アニメ「不徳のギルド」の場合

ミル「(初対面のひたむきに)自己紹介がまだだったね。私の名はイズ・ミーン・ミル。こう見えてもアラフォーだ。パパ、おじさま、ご主人様……好きなもので呼んでくれ」

キクル「(呆れて)3択で迫るなら正解を用意しろ!」

アニメ「不徳のギルド」(第12話)




◆概要

【「A、B、C」と列挙する→列挙したものが偏りすぎ/全部同じ】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。


◆事例研究

◇事例:アニメ「不徳のギルド」(第12話)

▶1

本作の主人公はキクル(20歳の男性)。

彼は若いながらも、優秀な「ガード=魔物を狩る人」である。


ある日のことだ。

・Step1:キクルは、ひたむき(18歳女性、後輩ガード)を伴って、師匠ミルのもとを訪れた


ミルは小鬼族ゆえ一見すると子どもにしか見えぬが、

・Step2実際には中年男性で、高名な学者である。

・Step3:まずは、キクルとミルが挨拶を交わす。

・Step4:次いで、ミルは初対面のひたむきの方を向くと、学者らしい落ち着いた口調でこう言った。「自己紹介がまだだったね。私の名はイズ・ミーン・ミル。こう見えてもアラフォーだ。パパ、おじさま、ご主人様……好きなもので呼んでくれ」

・Step5:その言葉に、「このオッサンが……」とキクルは呆れる。そして言った「3択で迫るなら正解を用意しろ!」


▶2

初対面のひたむきに向かって、ミルは言った「自己紹介がまだだったね。私の名はイズ・ミーン・ミル。こう見えてもアラフォーだ。パパ、おじさま、ご主人様……好きなもので呼んでくれ」。

キクルがツッコむ「3択で迫るなら正解を用意しろ!」。


「初対面の若い女の子に『パパ、おじさま、ご主人様』のいずれかで呼ばせようとするって……どれもアウトだよ!(笑)」と思わず噴き出してしまった鑑賞者は少なくないだろう。


◆他のアイデアも見る👀

この記事が参加している募集

最後までご覧いただきありがとうございます! 頂戴したサポートはすべてコンテンツ制作に使います!