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全力で悪い妄想を膨らませる!!|【第3χ(第15話) 学校Ψ開!燃堂の憂鬱】「斉木楠雄のΨ難(第1期)」を三幕構成で分析する

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分析対象


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三幕構成


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ポイント


本話のストーリーをざっくり整理すると……

・第1幕:海藤が、燃堂の異変に気づく

・第2幕前半:放課後。楠雄と海藤は、燃堂を尾行する → やがて2人は「燃堂は幼女趣味なのでは!?」と疑いを抱く

・第2幕後半:海藤が確信する「燃堂は幼女に手を出そうとしてやがる!」 → だが、それは誤解。じつは燃堂の父の命日だった → 楠雄が納得する「幼女をいやらしい目で見ていたのではなく、父親を想っていたのか。まったく紛らわしい顔だ」

・第3幕:楠雄が幽霊を目撃。さらに、謎の手紙が届く



ポイント②


<1>

本話のストーリーを、さらにギュギュっとまとめてみましょう


・Step 1:あるキャラ(燃堂)が、不審な行動を取る

Step 2:主人公ら(楠雄と海藤)は、彼を尾行・観察。悪い妄想を膨らませる

Step 3:やがて真実が明らかになる。彼の行動には、じつはしんみりとした理由があったのだ


<2>

この3段階の中で最も重要なのは、【Step2】です。

本話では、楠雄と海藤が「燃堂は幼女趣味なのでは!?」と妄想をたくましくして、「通報すべきか?」「いや、まだ早計だ」といったやりとりを繰り広げます。

いやぁ、面白いですねー!


そう!ここでどれほどぶっ魂消た妄想を広げられるか、どれほど常軌を逸した妄想に浸れるかで、物語の面白さが決まってくるのです。


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(担当:三葉)

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