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水中で、遺体の体内に残った空気を吸う

フランクは遺体の体内に残った空気を吸った「ふー」

映画「トランスポーター」


◆概要

【水中で、遺体の体内に残った空気を吸う】は「水中での呼吸、息苦しさ」に関するアイデア。

人間が生きるには酸素が必要だ。だから水中では、シュノーケルや酸素ボンベを手放せない。ところがそれらを使えず、かといって水の中から出ることも許されない状況もある。例えば、「海中で死んだフリをしていなければならぬ。生きていることがばれたら蜂の巣にされてしまう」といったシーンだ。

絶体絶命のシチュエーションである。しかし物語の世界のキャラたちは臨機応変に対処してみせる。


◆事例研究

◇事例:映画「トランスポーター」

多数の敵に追われる主人公フランク。彼は海に逃げ込んだ

敵はすかさず海にオイルを流し、マシンガンを乱射。かくして海面に火が着いた。

さぁ困ったぞ!海面に顔を出せばまずは大やけど、そしてさらにマシンガンの餌食になるだろう。かといって、そういつまでも息はもたぬ……。

しかし大丈夫。フランクは冷静だ。海を漂っていた遺体(つい先ほどフランクが始末した敵の遺体。ちなみにごついオッサンである)を引き寄せるとおもむろにキスした。そう、遺体の体内に残っていた空気を吸い込んでいるのだ。遺体を酸素ボンベ代わりに使うとはさすがフランクである。

とまぁこうして十分な空気を得たフランクは悠々と海の中を泳ぎ、その場を離れたのだった。


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