大げさすぎる・大仰すぎる　～アニメ「てーきゅう」の場合

かなえ「（銭湯の煙突を見上げて）煙突高い！突き抜けてるんじゃない、大気圏！？」

アニメ「てーきゅう」（第1期の第10話）

◆概要

【大げさすぎる・大仰すぎる】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。

◆事例研究

◇事例：アニメ「てーきゅう」（第1期の第10話）

▶1

本作の主人公はユリ（高1女子）。

彼女は高校入学後、テニス部に入った。

ところが――テニス部にいたのは常軌を逸した先輩ばかりだった！ラケットを握ることはほとんどなく、訳のわからぬ騒動を巻き起こしてばかりいる。ユリもあっという間にそのペースに巻き込まれ、奇想天外な高校生活を送ることになった。

ある日の放課後、

・Step1：銭湯にやってきたユリたち。

・Step2：銭湯の煙突を見上げてかなえ先輩が叫んだ「煙突高い！突き抜けてるんじゃない、大気圏！？」。

・Step3：かなえの言葉にユリは呆れる「大気の層、薄っ！」。

▶2

銭湯の煙突を見上げてかなえ先輩が言った「煙突高い！突き抜けてるんじゃない、大気圏！？」。

「銭湯の煙突は確かに高いものだけれども……しかしそれにしても『突き抜けてるんじゃない、大気圏！？』は言いすぎだろ！（笑）」「お前、どれだけ大げさなんだよ！（笑）」と思わず噴き出してしまった鑑賞者は少なくないだろう。

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