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おかしな「怒り・立腹・憤り」 ~マンガ「再生学校」の場合

ルルコ「バーカ!!バ……バーカバーカ!!」
傍にいた友人たち「怒りで脳が退行してきましたね」

マンガ「再生学校」(第1巻)


◆概要

【おかしな「怒り・立腹・憤り」】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。


◆事例研究

◇事例:マンガ「再生学校」(第1巻)

▶1

本作の主要キャラの1人・ルルコ(16歳の女性)。

彼女は胸が小さく、己の貧乳っぷりに悩んでいた


ある日ひょんなことから、

・Step1「あなたは胸が小さい」と指摘されたルルコ。彼女はショックを受ける。そして取り乱し、暴れ始めた。

・Step2:友人のイザナミがなだめる「胸なんてデカくなってもそんないいコトないぜ?」「何もしなくても肩凝るしよ~」。


すると、

・Step3ルルコが叫んだ「ハッハ~、出たわ出たわァ!!」。どうやら逆効果だったらしい。

・Step4ルルコはカッと目を見開くと喚き散らした「余裕こいたサイズのヤツはみんなそう言うのよ!『太って見えて困るわ~♪』とか!『ピッタリ合うサイズが~♪』とか!!」。ルルコの怒りはとどまるところを知らない。彼女は叫び続けた。

・Step5しかし次第に「バーカ!!バ……バーカバーカ!!」。

・Step6:傍にいた友人たちが呆れる「怒りで脳が退行してきましたね」


▶2

怒りのままに叫び続けるルルコ。ところが次第に語彙力が失われていき、最後には「バーカ」の連呼と相成った。

「『バーカバーカ』って……小学生じゃないんだから!(笑)」「確かに、怒りで脳が退行しているようだ(笑)」と思わず噴き出してしまった読者は少なくないだろう。


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