見出し画像

キャラが「まるで○○だ」と言うが、まるでも何も実際に○○である ~アニメ「お兄ちゃんはおしまい!」の場合

あさひ「(無事焼き上がったクッキーを見て)まるで食べ物だぞ~!」

アニメ「お兄ちゃんはおしまい!」(第7話)




◆概要

【キャラが「まるで○○だ」と言うが、まるでも何も実際に○○である】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。


◆事例研究

◇事例:アニメ「お兄ちゃんはおしまい!」(第7話)

▶1

本作の主要キャラの1人・みよ(中1女子)。


彼女は

・Step1料理が下手だ。とんでもない下手くそ。信じがたいレベルである。

・Step2:ところがどうしたわけか、みよ本人はそれを自覚していない(!)。それどころか、自分は料理が得意だと思っている節がある。マジかよ……。


というわけで

・Step3:家庭科の調理実習でクッキーを作ることになった時、みよの友人たちは顔を青くした。過去とんでもない物を食べさせられた経験があるようだ。

・Step4:これはまずいぞ……私たちがしっかりしなければ!友人たちはみよを傷つけぬよう配慮しつつ、奮闘した。特にあさひは体を張って頑張った。

・Step5:その甲斐あって、クッキーは無事焼き上がった。いい出来栄えだ。なかなかどうして美味しそうだ。

・Step6:一同ホッとする。思わず拍手が出る。あさひも歓喜の声を上げた「まるで食べ物だぞ~!」


▶2

クッキーを見て「まるで食べ物だぞ~!」と叫んだあさひ……。

「いや、『まるで』も何もそれ、ズバリ食べ物だから(笑)」「無事焼き上がったクッキーを見て『まるで食べ物だぞ~!』ってどんな喜び方だよ(笑)」と思わず噴き出してしまった鑑賞者は少なくないだろう。


◆他のアイデアも見る👀

この記事が参加している募集

最後までご覧いただきありがとうございます! 頂戴したサポートはすべてコンテンツ制作に使います!