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2024年6月の記事一覧
「何と言ったらいいか……」「想像もできないよ……」と口ごもったり言葉を濁したりした相手に向かって、「○○だ」とズバッと言う ~ドラマ「コミンスキー・メソッド」の場合
◆概要【「何と言ったらいいか……」「想像もできないよ……」と口ごもったり言葉を濁したりした相手に向かって、「○○だ」とズバッと言う】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:ドラマ「コミンスキー・メソッド」(第6話) ▶1 本作の主人公は、サンディ(70代半ばの男性)。 彼には恋人がいる。リサ(50代半ばの女性)だ。 ある日いろいろあって、 ・Step1:サンディがリサを怒らせてしまった時のことだ。 ・Step2:誰がどう見ても非は
「自分の意思に反すること・自分ではどうしようもないこと」を、さも自分の決定であるかのようにユーモラスに語る ~映画「ノッティングヒルの恋人」の場合
◆概要【「自分の意思に反すること・自分ではどうしようもないこと」を、さも自分の決定であるかのようにユーモラスに語る】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:映画「ノッティングヒルの恋人」 ▶1 本作の主要キャラの1人・ベラ(中年女性)。 彼女はいつも車椅子を使っている。かつて事故に遭い、それ以来歩けなくなったらしい。 ある夜のことだ。 ・Step1:ベラと親しい友人たちがレストランに集合。食事会を開催した。 ・Step2:皆でワイ
相手(主に大人)を「子ども扱いする」「子どもに喩える」ことで、侮辱したり挑発したりする ~映画「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」の場合
◆概要【相手(主に大人)を「子ども扱いする」「子どもに喩える」ことで、侮辱したり挑発したりする】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:映画「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」 ▶1 本作の主人公は、エディ(30歳頃の男性)。 彼はポーカーの達人である。天才的な腕前を持っている。 というわけである日のことだ。 ・Step1:エディは一攫千金を目指して、ハリー(ギャングのボス、60歳頃の男性)が主宰する賭場に乗り込んだ
「『AではなくてBだ』と相手の言葉を訂正するが、じつはAもBも意味は同じ」というボケを使って、軽口を叩いたり笑いを誘ったりする ~アニメ「HIGHSPEED Étoile」の場合
◆概要【「『AではなくてBだ』と相手の言葉を訂正するが、じつはAもBも意味は同じ」というボケを使って、軽口を叩いたり笑いを誘ったりする】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:アニメ「HIGHSPEED Étoile」(第9話) ▶1 本作の主人公は、凛(若い女性)。 彼女は、「NEX Race」というカーレースのドライバーである。 ある日のレース前、 ・Step1:ドライバーたちが控室に集まり、あれこれおしゃべりしていた時のことだ
メインメッセージの後に「些細な例外」を付け足すことで、相手を笑わせたり、その場の雰囲気をほぐしたりする ~映画「ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-」の場合
◆概要【メインメッセージの後に「些細な例外」を付け足すことで、相手を笑わせたり、その場の雰囲気をほぐしたりする】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:映画「ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-」 ▶1 本作の主人公はニコラス(30代頃の男性)。 彼はエリート警察官である。大変な腕利きで、しかもまじめ。 で、あまりにも優秀でまじめなため上司や同僚から疎まれ、ついに田舎町に左遷されてしまった。 とはいえ、 ・Step1:ニ