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落ち込む自分から前を向く自分へ──「私」を見てくれた場所で「私」にしかできない咲き方を #MANGO社員インタビュー コンサルティング部・奥松 愛結

MANGOをカタチづくる社員一人ひとりがどのような考えや想いを持って日々仕事と向き合っているのか、リアルな声と共にMANGO社員の魅力をお伝えする #MANGO社員インタビュー 。今回は、2022年に新卒入社した、奥松 愛結の入社後約1年間のストーリーをお届けします。


MANGO株式会社 コンサルティング部 奥松 愛結(おくまつ あゆ)
宮崎県高鍋町出身。2022年新卒入社。入社後は、デジタル広告運用コンサルタントとして従事している。

2022年4月、デジタル広告運用を行うコンサルティング部に新卒入社した奥松 愛結。2023年3月現在は、広告運用の業務で実力を発揮しています。 入社から約1年が経ち、できることが増え、嬉しいことも悔しいことも経験してきました。そんな社会人1年目を振り返りながら、奥松の抱く今の想いに迫ります。

入社の決め手は、「就活生の一人」ではなく「私」として見てくれたこと


▲奥松が大事にしている価値観のきっかけとなった学生時代のアルバイトでの一コマ

宮崎県内の大学に通っていた奥松は、「マーケティングに携われること」「自分らしくいられる環境で働くこと」を軸として、就職活動を進めていました。

奥松 「マーケティングに興味を持ったのは、大学の講義がきっかけです。グループワークを交えながら、対象の商品のニーズや制作された背景を分析するような講義で、とてもおもしろかったので、仕事にしたいと思うようになりました」

自分らしくいられる環境で働くことは、学生時代に経験した時計店のアルバイトがきっかけで形成された価値観だと奥松は話します。

奥松 「人生初のアルバイトで、接客も何もかもわからない状態でしたが、店長や社員の方たちにイチから丁寧に教えてもらいました。

それだけではなく、仕事以外のプライベートのことまで相談できるような、親身になってくれる人が多かったんです。性格上、環境に慣れるまで自分の気持ちを全然出せないんですけど、親身になってくれる人が周りにいると自分の殻を破りやすいっていうか。自分らしくいられると実感しました。

そして、自分らしくいられると自身のパフォーマンスを発揮しやすいと気づいたんです。楽しく働くことで、目標のために積極的に動けるようになることにもつながるなって思います」

そんな奥松がMANGOと出会ったのは、大学の先輩からの紹介がきっかけでした。「宮崎でマーケティングに携われる」「先輩もイキイキと働いていそう」と思い、インターンシップや座談会に参加していきました。

奥松仕事は人生のうちの長い時間を費やすものなので、『自分が自分らしくいられる環境』で働きたいと思っていました。

MANGOの選考や面談では『選ばれている』という感覚がなく、私自身に寄り添った質問や深堀をしてもらえました。そのときに、『この会社は、就活生の一人ではなく、私という一人の人間として尊重してくれているんだな』と感じたんです」

挫折した経験を赤裸々に話したときも、「社会人生活で強みになるよ」と言われたのが嬉しかったと話す奥松。自分らしく働けそうだと感じ、MANGOに入社を決意します。

ボンヤリと落ち込む自分から、ポジティブに前を向ける自分へ

▲失敗への向き合い方を変えるきっかけをくれたトレーナーと

「自分らしく働きたい」という想いを胸に、MANGOに入社した奥松。実際に入社してみると、想像よりも一人で進行する業務が多かったと話します。

奥松 「チームで進めるプロジェクトがメインかと想像していたんですが、最終的には一人で実行する業務が多いと感じました。とくに入社直後は『なんでも一人でできるようにならなきゃ』と考えていたので、不安もありました」

その不安は、最初に躓いた「コミュニケーションテスト」(※)と「分析」を通して、徐々に解消されていったと言います。

※コミュニケーション力の向上・知識の定着・調べる力/考える力を身につけることを目的とした研修メニューの一つ。営業メンバーから広告運用に関する質問や依頼に答えることを想定したテスト

奥松 「コミュニケーションテストの期間は他の研修も並行して実施されていたので、ひたすらインプットの日々でした。そんな中でのテストの練習では、質問の意図がくみ取れなかったり、知識が定着していなくて『すぐ答えられないので後程調べて改めて回答します』と言うことが多くなってしまったりしましたね。

そんな失敗をどうやって受け入れればいいかわからず、頭の中は毎日パニックで、対処できないときもありました」

奥松は、失敗したときは一人で落ち込むことも多く、失敗に対する向き合い方がわからなかったと当時を振り返ります。

奥松 「今まではボンヤリと落ち込むだけで、原因や対策も考えられずに気分が下がるという感じだったんです。でも、入社後にトレーナーが支えてくれたことで、変わっていきました。

コミュニケーションテストでも最初は落ち込んでいたんです。そのたびにトレーナーがフィードバックしてくれて、原因を分析・言語化して、具体的な解決策を提案してくれたり、課題解決のために一緒に考えてくれたりしました。

失敗をどう改善していくか、言語化することでスッキリするんだとわかったんです。そこに気づいてからは、気持ちを前向きに切り替えられるようになりました

分析業務でも先輩に頼りすぎていると落ち込んでいた奥松でしたが、原因を探って具体的な解決策を実行していくことで乗り越えていきます。

奥松 「先輩から教えてもらったことを繰り返し失敗してしまうこともあって、申し訳なさでいっぱいでした。そんなときに先輩が、解決志向でいろいろと提案してくれて、なんとか乗り越えることができました。前を向くことの大切さを改めて実感したエピソードのひとつです」

また奥松は、研修や日々の生活を共にした同期メンバーにも、支えてもらったと言います。

奥松 「業務だけでなくプライベートな相談もたくさんしました。1年目のメンバー全員でMANGOのお仕事紹介スライドを作成する研修があり、そこでも同期メンバーとのチームワークを感じられました」

いよいよメインコンサルに。できることが増えた分、嬉しいことも悔しいことも経験した

先輩の担当案件で実業務や営業メンバーとの連携を学ぶサブコンサルとしての研修を終えた奥松は、入社から4カ月経ったころにはメインのコンサルタントとして広告運用に携わるようになります。

奥松 「仕事を任せてもらうことに対して、怖さや不安も正直ありました。とくに最初のころは視野も狭く、営業メンバーから確認の連絡を受けただけで焦りながら回答することも多かったです」

今では広告運用が楽しいと話す奥松ですが、業務を任されるようになった当初は楽しめるようになるとは思っていなかったと言います。

奥松 「初めは知識量も少なくて、目の前のことに精一杯でした。勉強したり教えてもらったりして知識の引出しは増えていったものの、楽しめるようになったのは先輩たちの働いている姿を見せてもらえたのが大きかったと思います。

先輩たちの考え方って、いつも広告主が起点なんです。『これだと広告主のためにならないよね』という視点からいろいろ教えてもらいました。分析や提案のフィードバックでも具体的な改善点を示してもらいながら、イチから教えてもらえました。

それから私自身も営業メンバーや広告主のことを考えて、少しずつ先読みできるようになりました。自分から発信できるようになった分、焦りや不安も減りましたし、感謝の言葉をもらえることも多くなって。今では、そういうところにやりがいや楽しさを感じています」

自分も相手も笑顔にするスタンスが芽生えた奥松。MANGOのコア・バリューの一つでもある「笑顔」には入社前から共感していましたが、先輩の働き方を知ったことでさらに強く共感するようになったと言います。

奥松 「広告主を思っての行動も、先輩たちの日々のコミュニケーションを見ていても、自分も相手も笑顔になれるような姿勢を心がけようと強く思うようになりました。

簡潔な結論、背景、補足情報など、必要なことはしっかりと共有すること。テキストコミュニケーションが多いので、相手への気遣いを忘れない文面になるように伝え方を考えています。社内だけでなく、営業メンバーも、最終的には広告主も笑顔にできるようなコミュニケーションを心がけています」

丁寧に運用し、コミュニケーションを取る奥松は、徐々に広告の成果改善に貢献できるように成長を遂げました。そしてあるとき、営業メンバーから他のメンバーにも見える形で感謝されることに。とても嬉しい反面、悔しさもあったと語る奥松。

奥松「もちろん嬉しかったです。ただ、よくよく考えてみると、この感謝の言葉をもらえたのって全部先輩の受け売りで、先輩のおかげなんですよね。だから逆に悔しい気持ちもあって。これからはプラスアルファで私だけの、自分だけの付加価値をつけていきたい。もっとレベルアップしていきたいと思っています!」

自分もみんなも笑顔で。私らしい働き方でパフォーマンスを100%発揮したい

▲支え合い頼り合った同期メンバーと

1年を通して、仕事のやりがいを感じるようになった奥松。大事にしている価値観の一つは、「自分を好きでいられる働き方をすること」だと言います。

奥松 「うまくいかずに悩むときって『理想と現実のギャップ』があるときだと思うんです。私は、前を向けないときや未来のことを考えられないときに、自分自身が好きではないと感じます。だからこそ、言語化を手伝ってくれたり解決策を一緒に考えてくれたりする上司や周りのメンバーがいる今の環境に心から感謝しています。

課題を見つめて改善していくことで、理想と現実のギャップは埋めていけます。これができている状態が、自分を好きでいられる働き方や環境だと思っています」

せっかくだから楽しく前向きに働いていきたいと話す奥松は、今後の展望に向けてこう語ります。

奥松 「まずは、今運用している媒体のスペシャリストになって、セプテーニのコンサルメンバーとの架け橋になることが一つの目標です。必要な役目でもあるし、得意な情報キャッチアップなど自身の強みも活かしていけると思っています。

もう一つは、知識面でも精神面でも頼れる先輩になることです。私も自分のことを話すのが苦手なんですけど、MANGOは頼れる人たちばかりなので自分も後輩に還元していきたい。自分らしさを出せるかどうかは環境の影響も大きいと感じているので、みんなが自分らしさを出してパフォーマンスを発揮できたらいいなと思います」

より難易度の高い運用にチャレンジして貢献度も上げたいと笑顔で話す奥松。前向き思考で人に頼れるようになった次は、自身が頼られる先輩になる番です。自分らしさを発揮しながら、さらなるレベルアップに向けて開花していく奥松の、今後の活躍が期待されます。


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