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移りゆく空の色を酒とともに数えている。
言葉にすることへの諦め
随分と間が空いたと思っていたが、今月の最初にかろうじて呟いていた。
書きたいことは多くあり、やりたいことも多大にあり、しかし時間と健康は有限である。今年やると決めていたことをやり逃し続けている。日々に対して常に置いていくなと願い続けている。
そんな日々ではあるが、人生のコンパスのような存在のアーティストが世に出した作品を必死な思いで手に入れたり、部屋を見渡すたびに心が病むため自愛の傍らで狂ったよ
あまりに日々が過ぎるのが早すぎて心がついていけない。置いていかないで欲しい。
痛み痛みに痛みに痛み。あまりに痛いとき睡眠に逃げてきたせいなのか、眠くなる。眠気というよりどうしても目が閉じたがって、そんな体につられて意識が溶けていくような。
滑らかなノートの紙は僕の語ることの全てを受け止めてくれるし、ブルーブラックの色は僕の心に寄り添ってくれる。
確かなものに思える。思わせてくれるだけ救いである。
冬が好きなのは、良くも悪くも変わらないからなのかもしれない。治りもしないが腐らせることもない。春が近づくのを感じながら、ずたずたな心が腐るのを感じながら。
まるで心臓を握られているような
一人暮らしを始めて数年。この建物のすぐ脇の道路で、毎年冬に誰かがスタックする。ここまでのらりくらりとやっていたが、今年めでたく雪の敗者の仲間入りをした。
だが、どうにか雪を掻き分け独力で脱出し帰宅した。我ながらやればできるものだなんて思う。
そんな異例の年。信じられないくらいにあたたかい冬。雪も氷も剥げた道路を見てさみしく思っていた。
さみしい、とは少し違うかもしれない。一番近い心情として、親の
全て進捗ダメです。
君の瞳は叢雲の中の月だった
週に一度の投稿を心がけていた僕にしては、長い期間の留守になった。連続投稿がふりだしに戻って「あーあ」と思いつつ、そんなに心抉られてはいない。
なんだかそれよりも様々なことが苦しかった。面白くて好きだったTwitter(X)のアカウントがなくなったとか、友人に機嫌をとってもらうようなことをさせてもいまだに心は転んだまま突っ伏していることとか、その他SNSの繋がりが億劫になってきて持て余していることと