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読書記録「鬼」

〜今日の1冊〜

今日は今邑彩さんの作品を紹介します。

引きこもっていた息子が、突然元気になった。息子を苛めていた子が、転校するというのだが…「カラス、なぜ鳴く」。かくれんぼが大好きだったみっちゃん。夏休みのある日、鬼になったみっちゃんは、いつまで待っても姿をあらわさなかった。そして、古井戸から…「鬼」。他、言葉にできない不安、ふとした胸騒ぎ、じわじわと迫りくる恐怖など、日常に潜む奇妙な世界を繊細に描く10編。ベスト短編集。

Amazonより

〜読後の感想〜

こちらはホラー短編集で1話1話は短めでした。
しかし、私的には「ホラー」と言うか、どちらかというと「ブラック」強めの読み心地が一番しっくりくるような気がします。
ホラーとも違う感じがしたので、怖いというよりは、読んでててどことなく嫌な空気が漂う…そんなお話ばかりでした。
読み進めていくうちに「あ…なんか嫌な予感がする…」みたいな空気が常にあって、最後にはその予感は的中。
短編集なので読みやすいからスキマ時間とかにもサラッと読めておすすめです。


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