読書記録「検事の本懐」
〜今日の1冊〜
今日は柚月裕子さんの作品を紹介したいと思います。
〜読後の感想〜
佐方貞人シリーズ「最後の証人」に続く第2弾の作品です。
一話ずつ読み切りなので読みやすいながらも、1冊読むと話全体は繋がっており、読み応え抜群です。
長編はちょっと苦手、という方にもおすすめしたい作品です。
本作に書かれている「本懐を知る」では、佐方の父親について書かれており、最後にとんでもない真相が明かされます。
父親ありきのこの息子…父親の真摯な姿は息子にもしっかり受け継がれています。
「悪」はしっかり裁く、佐方にとって当然の義務であり、そこにはなんの躊躇もありません。
佐方貞人という人間性の素晴らしさを改めて知ることのできる1冊です。
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