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古着市場での輝く副業・起業内容とは?

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引き続きよろしくお願いいたします😊

本NOTEでは、過去のご経験から、副業やお小遣い程度を稼ぐために独立するための最適なビジネスモデルを考えることをサポートするために現在の業界動向や副業・独立のアイディアとなる情報発信を行っています。各業界の動向分析からビジネスモデルの発案を行い、また副業を始めるためのサポートを行っていますので気になる方は本記事を是非とも読んで頂けたら幸いです!

簡単プロフィール

・三菱商事内定者
・大手コンサルティング会社であるATカーニーでの経験
・父がセカンドライフで稼げるようにサポートしたことから始まり、個人事業主として成功を収めることに数々貢献
・犬好き派(吠えるワンコは怖いですが(笑))

  • こんなお悩みないですか?
    ・副業や独立をしたいけどアイディアがない
    ・アイディアはあるけど形にできない
    ・業界の動向を詳しく知りたい
    ・新しい収入源を月に50万円でも欲しい

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ではさっそく本文に行きましょう😊


【物色される投資ショッピングの希少アイテムと日本市場】

 
日本を訪れる外国人旅行者の中で「必ず行くべき場所」として紹介されるようになっているのがリサイクルショップや中古専門店です。日本で販売される中古品の品質は、世界で最も高いと評判で、海外コレクターの中では聖地化しているショップも少なくありません。これは、日本製の中古品に限った話ではなく、欧米ブランドの中古品も、日本では掘り出し物を探すことができます。

たとえば、渋谷にある「Davids Clothing(デヴィッズ・クロージング)」は、英国のヴィンテージ古着を専門に扱うショップで、40年以上前に仕立てられたメイド・イン・イングランドのジャケット、コート、シャツなどが多数販売されています。その中でも、1940~90年代に作られたバーバリーのトレンチコートは世界的に人気が高まっており、古着市場での価格が高騰しています。

その他にも、渋谷、原宿、高円寺、下北沢などのエリアには高品質な古着を扱うショップが多数あり、ファッションに興味のある外国人旅行者の観光コースとしても紹介されています。外国人が日本でヴィンテージ古着を購入する理由は、円安によって割安で購入できることに加えて、日本の古着は大切に扱われていること、古着特有の破損状況についても、正直で詳しい説明がされている「透明性」が評価されています。

もともとは、欧州や米国で販売されていた古着を、日本人バイヤーが現地で買い付けて持ち帰り、丁寧なクリーニングや修理をして付加価値を高めた上で再販する古着ビジネスは日本人が得意とする分野として、欧米でも一目置かれるようになっています。

中古品の中でも、高級ヴィンテージ市場が成長している背景には、SNSで自分のコレクションを披露できる場が広がっていること、ノスタルジー(郷愁)への憧れや回帰がありますが、過去の生産数は限定されるため、人気化したアイテムは高騰しやすい。投資目的での購入も増えています。

中古高級品再販サイトの「The RealReal」では、2022年に新規顧客が530万人増加して、トータルの顧客数は2800万人を超えました。それら顧客の41%はZ世代とミレニアル世代です。彼らは、有名ブランド品の他にも、ノーブランドの古い婦人服、スカート、時計、ペンダント、婚約指輪なども積極的に購入しており、中古品の中でも「ヴィンテージ」のカテゴリーは、前年比で439%の売上増加となりました。

The RealRealでは、これらの消費トレンドを「買い物と投資を兼ねた行動(投資ショッピング)」と分析しており、まだ人気化していないヴィンテージ品を発掘してレトロファッションを楽しんだ後、数ヶ月で転売してプラスのリターンを稼ぐ副業が流行っています。無名のヴィンテージアイテムでも、InstagramやTikTokで影響力のあるインフルエンサーが紹介すると、瞬く間にThe RealRealの人気リストにランキングされて、取引値が上昇する現象が起きています。

その対象は、日本で1980~90年代に流行ったDCブランドにも及んでおり、Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)、ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)、コムデギャルソンなどの当時販売された服も、現在の再販価値が上昇してきています。

これら古いコレクションを発掘、再販する仕事は「ヴィンテージバイヤー」と呼ばれています。成功者の中でも、もともとは趣味が高じて店をオープンさせたところ人気店となっているケースが多く、プロとアマチュア(副業者)との境界線も低くなっています。日本国内には、ヴィンテージとして潜在価値が高い名品がたくさん眠っているため、それらを発掘することも有望ビジネスになります。希少ジーンズを発掘するデニムバイヤーの起業と店舗開業をすることが視野に入れると思います。

【ジャパニーズデニムの再販価値】

少量生産で高品質のアパレル製品という点では、日本のヴィンテージデニムも海外での評価が高まっています。米国発祥のジーンズが日本に上陸したのは第二次世界大戦後、米国兵によって持ち込まれたことによりますが、1950年代には米国文化への憧れもあり、リーバイスのジーンズは高嶺の花となっていました。

ところが、1960年代に入ると、リーバイス社は大量生産方式へと移行したことで、デニム生地の品質が低下していきました。それ以前のデニム製造では、シャトルという部品で縦糸と横糸をループさせながら生地を織り込んでいく「シャトル織機」が使われていましたが、生地を織るスピードが遅く、職人の手作業も必要で生産効率が悪いため、シャトルを使わない「革新織機」へと切り替えられました。しかし、革新織機は太い番手の糸を使えないため、シャトル織機よりもデニム生地の品質が劣ってしまうのが欠点でした。

一方、日本ではトヨタ創業者の豊田佐吉が独自の技術で完全自動化できるシャトル織機(豊田式自動織機)を開発したことで、1960~70年代にかけて国産のデニム産業が栄えました。その後は、若者のジーンズ離れが起きたことによる業界の低迷期が続き、シャトル織機も世界的になくなってしまいました。しかし、再びダメージ加工されたジーンズが流行したことで、当時の日本で生産されたデニムの価値が見直されています。
海外のコレクター市場では、いま世界最高のジーンズが見つかるのは日本と言われています。日本初の国産ジーンズは、1965年(昭和40年)に岡山倉敷市の児島地区にあったマルオ被服という零細工場が生産したもので、現在の「BIG JOHN」となりました。
デニムコレクションとして最も高値が付いているのは、1960年代以前の米リーバイス製で状態が良いものなら30万~100万円以上で取引されていますが、日本製ヴィンテージデニムはそれよりも安く入手することが可能で、将来の価値上昇が期待できるため、海外バイヤーが日本の古着店を訪れるようになっています。このようにヴィンテージ市場では、製品の歴史、文化、技術などのストーリーによって価値が見直されるアイテムが増えており、今ならまだ手の届くヴィンテージ品の発掘が過熱しています。

【デニムハンターの起業モデル】


埋もれた中古品の中から潜在価値が高いものを発掘するのがヴィンテージバイヤーの仕事ですが、もともとは趣味としてスタートした活動が、近年のヴィンテージブームにより職業として成り立つようになっています。
英国のブリット・イートン氏は、ヴィンテージジーンズの発掘(デニムハンター)を本業としている、この業界の著名人で25年以上の経験を重ねてきました。彼の活動は、古い町を訪れて農家に昔のジーンズが眠っていないかを探して回ったり、廃坑となった鉱山で土に埋もれているジーンズの発掘も行っています。
鉱山に入るには、政府や地権者の許可が必要になりますが、廃坑で亡くなった人の遺体が放置されていないかを調査する会社のメンバーに加えてもらう方法で、合法的なデニム探索をしています。
そうして回収されたジーンズは、コレクターに対して平均100~200ドルで販売されますが、1800年代の希少なジーンズはオークションにかけられて、過去には76,000ドルで落札された例もあります。彼が発掘、回収したジーンズは10ヶ所以上の倉庫に保管していますが、その大半が50年以上前の生地であるため、ゴミ同然のものでもコレクターにとっては1ポンド(453g)あたり10ドル以上の価値があります。
彼の顧客には、日本人バイヤーも多数含まれており、重要な売り先となっています。日本人バイヤーは汚れたままのジーンズを買い取り、クリーニングと緻密な修理をすることで付加価値を高めて再販することが得意です。コレクターの中でも、希少なジーンズを10,000ドル以上で購入するのは、日本人が最も多いと言われています。
ブリット・イートン氏は、2015年まで米コロラド州で実店舗を経営していましたが、現在は、自分の発掘品をさらに高く売る販路として、独自のオークションイベントを開催する方法へと移行しています。「Durango Vintage Festivus」は、同氏が主催する屋外イベントで、発掘現場に近いコロラド州やニューメキシコ州などで開催されています。このイベントには世界中のバイヤーが集まり、オートキャンプをしながら、オークションやフリーマーケットを楽しんでいます。

【ヴィンテージ店舗の新業態】


このようにして海外買い付けを行ったバイヤーは、古着を自分の店で販売しますが、ヴィンテージ品は安定的に仕入れられるわけではないため、在庫が集まった段階で期間限定の出店をするポップアップストアも最近では増えています。大手の百貨店やショッピングモールでも、ヴィンテージ品の高い集客力には注目しているため、短期の出店契約は進めやすくなっています。
百貨店とファッションビルを全国に展開する丸井グループでは、系列店舗内でのポップアップストア出店を「OMEMIE」という出店支援の専用サイトで受け付けており、平日が約1万円、土日祝日は1.5~2万円で出店できるスペースを各店舗で提供しています。個々の契約にもよりますが、基本は固定料金のため、売上に対するロイヤリティも発生しません。

実際に、古着、バッグ、アクセサリーなどのヴィンテージバイヤーは、全国のマルイ店舗に数日から1週間程度のポップアップ出店をしており、自身のInstagramやTwitterアカウントのフォロアーには、店頭より割引購入できる特典を与えることで集客を促しています。

ポップアップ店舗として利用できるスペースレンタルは、空き店舗の新たな短期賃貸ビジネスとしても注目されています。名古屋市大須にある「maison shintenchi(メゾンシンテンチ)」は、路面店を改装したレンタルスペースで、約19平米(約12畳)の売り場を、土日2日間5万円で利用することができます。大須は名古屋地区のサブカルチャー発信地として人気があり、コメ兵などの大型中古店もあるため、ヴィンテージショップの雰囲気に馴染みやすいです。
ポップアップ店舗は、新たな出店地での実店舗経営が成り立つかを確認するテストマーケティングとしても活用されています。ヴィンテージ古着の人気化に伴い、大手の小売業者も出店を検討していますが、従来の新品衣料とは仕入れノウハウが異なるため、既に経験とノウハウを持つヴィンテージバイヤーとの提携により、希少アイテムを高値で販売するビジネスモデルが模索されています。

最後に

「副業で稼ぎたいけどアイディアがない」「アイディアはあるけどどう形にしたらいいかわからない」「独立もしたい」
これらの悩みを早く解決して今日限りにしてみませんか?

最後に、もしこの話題がお気に召したら、ぜひ他の記事もご覧ください。
今後はご相談して頂いた内容を、記事の通り業界分析をして副業や独立するための提案、さらに実践的なサポートも行っていきます。

新たな発見や興味深い情報がきっと見つかると思っていますので、これからもご愛顧よろしくお願いいたします。


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