見出し画像

理系男子の悲惨な性愛状況と戦略的行動の共有

モテないのはすべて自分のせい

理系男子は圧倒的にモテない。彼らは肥大化した虚栄心がゆえに悲惨な現実を直視できず、「恵まれない環境のせいでモテない」と強引に自分を納得させる。
しかし、すべての責任は自分にある。今までの選択の延長線上にいるのが今の自分であり、その自分がモテないのである。
理系の大学生だった私も同じであった。「オレはルックスはそれほど悪くないし、性格も良くて頭もいい方だ。モテないのは環境のせいで決して自分のせいじゃない」と他のせいにした。現実逃避したくなるのも理解できるが、モテたいのであれば認識を改める必要があるだろう。でなければ、悲惨な現実はいつまでも変わらない。
転んだのを石ころのせいにして何か変わるだろうか?
モテない、つまり誰からも必要とされていない現実は受け入れるのはつらいが、それと正しく向き合えば、きっとあなたの世界は変わるはずだ。

何もしなければ童貞という現実

社会学者で元ナンパ師の宮台真司氏によると

「恋愛が市場化すればウィナー・テイクス・オール(勝者総取り方式)状態になる。昨今の「恋愛稼働率」つまり恋愛パートナーがいる割合は、どの世代でも女は男の2倍、男は女の2分の1。本人たちがどう意識するかに関係なく、統計的には複数の女が一人の男をシェアしている。つまり多くの男があぶれている。」

今日の女が圧倒的に優位な状態をみれば容易に想像がつくだろう。彼女たちは男に求めるばかりで、自分から与えようとはしない。
「愛されたい。幸せになりたい。優しくてイケメンで高身長で高収入な人がいい。」
しかし、この状況をつくっているのは甘やかしている男であり、それはモテない男と重なる。一部のモテる者はモテ続け、モテないものはひたすらにモテない。こうして恋愛格差は広がっていく。
一般に女は男の4倍の恋愛稼働率であるならば、理系男子学生はどうだろうか。
私の通った理系のキャンパスは都市部から離れており、男90%であった。
つまり、理系キャンパスでは女は4×9 =36倍の恋愛稼働率ということになる(男は女の1/36倍)。大学内で恋人をつくることは絶望的である。もしもサークル内に魅力的な女の子がいても、熾烈な競争を勝ち上がらないといけない。その競争に惨敗し、家で虚しくティッシュを消費するのが大多数なのだ。思い描いていたキャンパスライフとは程遠い現実に「このまま寂しく一人で死ぬのか」と打ちのめされる。悲惨な性愛から逃げるために冒頭のような責任転化をしてしまう。
周りの男の性事情は壊滅的で感覚的に2/3以上は童貞だった。彼らはモテない自分のことは棚に上げ、「うちのキャンパスはかわいい子がいない。」とよく口にしていた。モテない同士で群れをなし、なんとか不安を和らげる。何もしなければ童貞なのだ。
私は大学に入学してすぐ彼らと距離をとった。彼らと同じ4年を歩んだ先に固まったティッシュの山がみえたからだ。このようなメンズは全国で蔓延し、毎晩彼らはその悍ましい白い山の形成に精を出しているだろう。
私がもがき苦しみ抜いた末、見出した打開策を紹介しよう。

戦略1. 恋愛稼働率を上げる

画像2

◼️ 駅前の女の子が多い居酒屋でバイト
私は片道30分かけてそのような居酒屋に通った。大きな駅であれば、それだけ多くの人が利用し、人目につく。すると自分に自信がある(かわいいとされる)女の子のバイト候補にもなりやすい。カフェではなく居酒屋がいいのはバイトの数が多く、競合が少ないからだ。
その居酒屋の男女比率は男:女= 1:9 であり、私はキッチンで働いた。ここで恋愛稼働率を思い出してほしい。この場合、女が男の9倍の割合であり、男の恋愛稼働率は1/2×9= 4.5に及ぶ。このような好条件のバイトを掛け持ちすれば、恋愛稼働率が何倍にも膨れ上がる。バイト中に連絡先を聞かれたり、ライングループから友達追加され、連絡をもらうこともあった。女の子と信頼を築くことができれば、合コンも開催できる。そこでモテない男友達を誘い、彼らに出会いの機会を与えることもできる(誘う男によっては信頼を無くすので注意)。あなたは友達に感謝されることで貢献感を感じ、自信がついてくる。男女問わずモテることになる。
重要なことはモテたのは私が魅力的だったからではない。
恋愛稼働率の高い環境に身を投じただけなのだ。
自分の実力とは関係なく、環境を変える選択をするだけなので実行しやすいのではないだろうか。

戦略2. ナンパで実力(魅力)をつける

画像2

◼️ クラブナンパ
あなたはおそらく漠然とした先入観をもっているだろう。心配はいらない。私もクラブに行く人達が得意ではなかった。何も彼らと混ざって騒ぐ必要はない。ただ粛々と魅力的な女性をナンパすればいいのだ。あなたは環境を変えて恋愛稼働率を上げるだけでなく、実力(魅力)もつけなければならない。特定の人と付き合いたいのなら、不特定の女性のことを知らなければならない。もしバイト先で好きな人ができても、実力が伴っていないと振られてしまうだろう。ここでのナンパとは自分という商品を買わせるスキルのこと。そのためには観察力、先を読む力、聞く力、エンターテイメント性が必須だ。クラブナンパでそれらが身に付き、その全てが男の実力(魅力)に直結する。ストリートでもいいが、クラブは同じ空間で様々な駆け引きが行われる点が優れている。他の男や女性との駆け引きであなたの実力は磨かれていく。ただここに深い思考がないとサンクコスト(時間、金、体力の消費)になってしまう。
思考とは戦略を練ること。誰に、どこで、いつ、どんな風に声をかければいいか。その時の自分の心情と周りの状況を常に意識し、ナンパを試みる。後日女の子との会話、その時の自分の感情と相手の様子をスマホに記録し、分析を行い戦略を立てまたナンパするPDCAを回していく。このPDCAサイクルを適切に回すことで自分という商品を買ってくれる人が現れる。次回その詳しいノウハウを紹介する。まとめると、

1. 恋愛稼働率を上げる。
2. ナンパで実力をつける。

以上により、モテない理系学生だった私は周りと差をつけることができた。
確かに理系の学生は不利な状況だが、「かわいい子がいない」「出会いがない」と群れて嘆く暇があれば、打開策(戦略)を練り、自ら動くしかない。
上記の2つを実践すれば、自然と出会いが増え、モテる確率が上がり、実力(魅力)も手に入れられるはずだ。

男性(ヒトのオス)は思春期になると、女性をめぐるきびしい競争に身を投じることになる。だがこの競争はフェアプレイで行われるわけではない。自然は道徳的なものではなく、さまざまな戦略をとる個体のうち、後世により多くの子孫を残した遺伝子が生き残っていくだけだからだ。

橘令著「言ってはいけない 残酷すぎる真実」

この記事が参加している募集

私は変態です。変態であるがゆえ偏っています。偏っているため、あなたに不快な思いをさせるかもしれません。しかし、人は誰しも偏りを持っています。すると、あなたも変態と言えます。みんなが変態であると変態ではない人のみが変態となります。そう変態など存在しないのです。