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FISHMANS TOUR "LONG SEASON 2023"
10代の頃はくよくよしてばかりで、フィッシュマンズによく励まされていた。知ったときにはもう佐藤伸治は亡くなっていたんだけど、その無常感にも不思議と親しみを感じていたし、とにかく当時のどうしようもない心にフィッシュマンズの音楽や言葉がよく沁みた。
―― FISHMANS TOUR "LONG SEASON 2023"
正直、ライブにはあまり行きたくなかった。チケットを取ったきっかけも忘れてしまっ
Isn't it a pity.
くるりのアンセムが変わっていたことに気づけないまま、令和2年の夏。
tofubeats の水星が僕にとってのいちばんだったのは、クラブで頭を空にしてまた深呼吸するように音楽を吸い込んで、その夜のアンセムを待ち望む空気を感じていたから。
その空気は不思議と人と人との意識を間を渡り歩いて、なぜだかみんなが知っている曲になる。
そのネットワークから外れてしまった僕はいまさら、少しだけ(不思議とそれ
【イベントレポート】Soul of どんと 2010(2010年8月15日)
2010年8月17日の日記を再編集して投稿します。
2010年8月15日、「胸が詰まる」という言葉を身をもって体験した。
場所は、日比谷公園大音楽堂(通称野音)。
僕は、『Soul of どんと 2010』というイベントを見に行った。
ローザ・ルクセンブルグやBO GUMBOSというバンドに在籍していた、「どんと」こと久富隆司氏の追悼イベントである。
と言っても、イベント10周年を記念し
結婚のはじまりと、終わりの季節。
人はいつか死んでしまう。
小学3年生の時、その恐ろしい事実に気づいてしまってからいつも頭の片隅から離れなくなってしまった。
そんなことを悶々と抱えながら28歳になり、昨年7月には運良く結婚することができたのだが、結婚をしてみると死が自分の問題だけではなくなった。
2019年1月1日。平成最後のお正月。タクシーで家について行く番組で、娘が突然死してしまった母親が気丈に振る舞っていた。
そのV