【週末投稿】つれづれ有用植物#94(シソ科ハナハッカ属:スィートマジョラム)
去年のクリスマスに、生まれて初めて家で七面鳥を焼いてみた。
香りづけには、ネットで紹介されていたスパイスの「オレガノ」など数種のスパイスを使いました。
年あけて、残ったオレガノを何かに利用しようと、チーズに合うという事で、パンに載せたスライスチーズにマヨネーズ塗って、オレガノを振りかけて食べる事にはまってしまい、オレガノの魅力に少しづつはまってゆきました。
【オレガノ】
ついに育てよう!という気持ちになり、ネットで探したんですよ。
すると、オレガノの仲間で「スィートマジョラム」というなんとも香り良き植物に出逢ってしまったのです。
スィートマジョラムは、地中海沿岸を原産地で日本でも栽培できます。
本州の梅雨など長雨や、じめじめには弱いのでこの時はベランダなどに退避しましょう。丈夫で育てやすく、草丈20~50cmほどに成長します。わずかに赤みがかった枝を分岐させて、丸みを帯びた葉を対に茂らせます。
春の終わり頃から球状に膨らんだ蕾の中から、小さな白い花を咲かせます。爽やかな甘い香りの花、葉、茎は乾燥させても風味が変わらないのが特徴です。
【PinguBanana宅 のスィートマジョラム】
スイートマジョラムは、オレガノよりも甘く繊細な香りを持つと言われており、葉や茎は香りが良くてスパイスにも利用される他、アロマオイルやポプリ、化粧品としても活用されています。
リラックス効果や食欲増進の効能があるので、PinguBanana はハーブティーとスパイスとして利用しています。
ハーブティーは枝を2、3本摘んでお湯に入れるだけ。
乾燥した葉なら、茶こしでお湯に入れれば出来上がり。
甘い香りがココロをほっこりさせてくれますよ。
株が込み合ってきたら、間引きがてら収穫するのがいいです。
それなりの収穫量になりますので、乾燥させて保存しておくといつでも料理に利用できます。乾燥できたら茎の部分をしごいて、葉のみを利用します。
多年草のハーブなので、毎年楽しめます。
あなたにとって、有用植物の一つに加えて頂くと、幸せが増えるかもしれませんよ。
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