「スーパー冷蔵庫」で健康食生活を実現した話

　突然ですが、みなさん十分な量の野菜を食べていますか。私はアラフィフなので、若い頃より健康的な食生活を意識するようになってきました。今までの炭水化物や肉が多い食事を改め、野菜をもっと意識して摂りたいと思っています。でも、なかなか食習慣を変えるのは難しく、油断するとつい食べたいものを食べる自分がいました。例えば小腹が減ったら、セロリをかじるのが理想なのに、ついポテトチップスに手を伸ばして、気づいたら一袋空っぽになっていたり。。。空腹パワーの方が、意思より強いのです。

　そんな時、スタンフォードの行動デザイン研究者フォッグ先生の本「習慣超大全」で、画期的な方法に出会いました。人は新しい習慣を身につけたい時に、意思の力に頼りがちですが、このメソッドでは、周りの環境を変えることによって実現をサポートしていきます。名付けて「スーパー冷蔵庫」作戦です。

習慣超大全――スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法

　具体的には、週末などに、タッパーに野菜を食べやすい大きさに切って準備をしておきます。ブロッコリー🥦を洗って、切って、茹でて、タッパーに入れておく。ミニトマト🍅を洗って、タッパーに入れておく。パプリカやセロリやきゅうり🥒やビーツも食べやすい大きさに切っておく。ついでにドレッシングも作っておく。

　そして、たくさんのタッパーを冷蔵庫を開けた時に一番よく見える所にきれいに並べておくのです。あとは食べる直前に適当に野菜をタッパーから取り出して、盛り付けるだけです。これなら、空腹攻撃の時も、ポテチに走らず、サラダの方に行く確率が高まります。

　実際に１週間やってみましたが、これが大成功。毎日カラフルなサラダが食卓に並ぶようになりました。先週は風邪をひいていたのですが、ビタミンパワーのおかげで、すぐに治ってしまいました。今までブロッコリーとかをあまり食べなかったのは、単に下準備が面倒だったということがわかりました。一気に準備すると、そんなに面倒に感じないのが不思議です。唯一のルールは「タッパーの中身は捨てずに食べ切る」ということです。

　次はトッピングのゆで卵🥚や、チーズ、胡桃などのナッツ類や海藻類も用意してみようかな。ディップも何種類かあったら楽しそうだな、と夢は膨らんでいます。

　「習慣超大全」の本、他にも人生が変わりそうな習慣化のための法則がたくさん載っていました。習慣は侮れませんね。人生を変える力を持っています。超おススメ本です。