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考察 第二回目: 「働く」

身近なテーマになってしまった…「働く」、が第二回のテーマです。

まずは、大学2回生、ハタチ(響きが懐かしい)の時に書いた文章が以下。

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「働く」

 「働く」と一言でいうが、そこには社員、アルバイト、短期雇用者と様々な働き方がある。そのどれもに共通するのが、「大人として認められている」ということだ。

 たとえば、アルバイトを始めたばかりの高校生であっても、労働に対して賃金を得ているという点では社会人と何ら変わりはない。
 私自身、高校生の時、初めてスーパーマーケットの店員としてアルバイトを始めた。当初は店長やチーフ、社員の方々と接することにとても緊張した。「買う側」から「売る側」になったことも、それまでの生活ではあり得なかったことだった。売り場に立っていると、当然お客様は私を「店員」として見ている。商品の場所を尋ねられるし、「商品が出ていない」「傷んでいる」などのクレームを言われたこともあった。
 そんな中で、時間帯によって売り場に出す量や位置を変えたり、売り場をきれいに保ったりすることでお客様が気持ちよく買い物出来ることを学んだ。そうやって仕事を覚えていくと、社員の方が褒めてくれるようになり「任せた」と言ってくれるようになった。
 働いているときの私は、高校生ではなく「店員」だった。また、子供ではなく大人として扱われていた。
 このように、働くということは賃金を得るということだけではなく、一人の大人として認められているという意味もあると思う。
 

私もやがて働くようになる。会社で社員として働くようになれば、責任は一段と重くなり、期待される内容もさらに難しいものとなるだろう。そこで考え、悩み、行動することによって成果を上げ、新たな発見をすることによってまた成長出来ると思う。
 私にとって「働く」とは、「大人として成長していく」ことである。

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講師の方のコメント↓
※論点は悪くない。労働の対価としての賃金。それを受け取った時に一人前の大人になる…。※

そして今の自分のコメント。

改めて読むと、なんか若いな〜って。

当然かぁ、まだアルバイトだけだったもんね。

この文章で書いているのはスーパーマーケットの青果コーナーでアルバイトしていたときのこと。

このほかにもいろんなアルバイトをしてみたかったので、パティスリーやゲームセンター、コンビニエンスストア、キャンペンガール、セール時のアパレル店員なんかも経験した。

その中であえてこのスーパーマーケットでの出来事が出てきたのは、当時高校生で、お小遣いの少なかった私にとって初めてのアルバイトはとにかくインパクトが大きかったからだと思う。


振り込まれた万単位の給料。高校生なので100,000円にも満たない。だけれど何千円単位でしかお金は使ったことのなかった私にとっては…。


会社で働いた私にとって、今振り返ればアルバイトはマニュアルがあり、仕事の範囲も少ない。任せられる範囲も少ない。悩んだけれども種類が違った。だけどこの時の私には、大人と関わり、給料を貰う事はとても大きなことだった。



働いていない今、働くことは改めて、社会とのつながりだったと思う。慣れて、それも忘れていた。最初は、色んな人に会って、毎日が違った。だけど次第に、同じ毎日になり…。

同じ毎日とは。日々内容は違う。だけど、起こることは決まっている。月初、中旬、月末、何曜日…。もちろん楽しいこと・得意なこと・緊張感を持ちつつ味う仕事ならではの興奮、男女問わず好きな人とのコミュニケーションは繰り返しても良かった。

だけどまぁ、苦手なこと・嫌いなこと・苦手な人とのコミュニケーション(これは後半ほとんどなくなったけど)、未だに?が残ることをやるのは苦痛だった。誰でもそうだと思うけど。

まぁ、…これも含めて「働く」ということか。今は。当時と比べて、今は、そう思う。


これから私は「働く」をどう更新していくのだろうか。


どんな形で、更新していくのだろうか。


新しい価値を創りたい。今はこんな状態。


↓これより下は当時の原稿の画像です。こっそり覗きたい方は是非。

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