2024年7月22日の日記
人生で初めて、プロ野球のゲームを見に行った。スポーツ全般、おもに球技の知識にめっぽう疎く、サッカーにいたっては基本的なルールさえ怪しい私だが、ひょんなことからプロ野球を見ることになったのである。
兵庫県で生まれ育っておきながら私にとって甲子園というのはとても遠い存在で、"大阪に行くときの途中駅"程度の認識しかなかった。今回こうやって甲子園を主目的として行ったのは本当に初めてだ。
スタンドに行ってみると、球場全体がどよめいているようだった。テレビで見る球場なんかよりも遥かにデカく圧倒的。端の端までみっちり人が埋まっている。とりあえず座席に座ってレモン酎ハイを飲む。
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ふと気づいたのは、今マウンドでプレーしている選手たちがみな、年下になっているということだ。好きなアニメのキャラクターの年齢をいつの間にか追い越していることに気づいたときに、歳を取ったという事実を痛感させられるが、あれと同じである。プロ野球選手といえば大人、というお茶の間の事実がいつの間にか覆っていた。とんでもない大番狂わせ、こんなのコールドゲームだ、再審を命じる!
結局、ゲームの結果は芳しくなく、燃え上がりきらなかったスタジアムをあとにした。ソース焼きそば、美味しかった。
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