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【裁判傍聴】人生でしてみたかったこと

とある日の休日。珍しく朝早く目が覚めて、こんな日は何がしなければと思い、前からしてみたかった裁判傍聴に行くことにしました。

ネットを見てみると予約はいらず、行くだけでいいようです。しかし、裁判傍聴ってそんなに思い立って行けるものなのか?と疑問に思い、裁判所に連絡してみました。

すると、担当の方が丁寧に裁判傍聴の流れを教えてくださいました。本当に予約いらずで傍聴できるらしい。

行く前にネットで目当ての裁判の時間を調べ、いざ入館!!

電話口の人によれば、「入館してすぐ左側に裁判一覧表があるから、それを見ると良い」とのこと。

しかし、入館してみると左側は手荷物検査でした。しっかりと手荷物検査を終え、裁判一覧表を探していると右側にそれらしきものが....。

あいにく先約の方が熱心にそれを見ていたため、インフォメーションの方に「○○の裁判があるはずですが、場所はどこですか?」と聞いてみました。

すると、「そんな裁判はないから、とりあえず10階に行くといいよ」と教えてくれました。

ホームページに書いてあったのに無いはずないよな...。でも中止になったのか?と疑問に思いながら指定された別の法廷へ行くことにしました。

最初にみた裁判は、「薬物」についてでした。薬物を常用していた女性が二度と薬物をやらないためにこれからすることや反省の意を述べたりしていましたが、途中で「今も薬物をしたいと思っている」と失言をする場面が。

弁護士が慌てて軌道修正していましたが、なんだかその光景が面白かったです。(きっとやめられないだろうな...と感じてしまいました。)

二回目にみた裁判は、「日本で働いている外国人が、お金を得るために自分の口座を約2万で売った」というものでした。(罪名は難しくて覚えていません)

売却した口座が詐欺グループに使われたため、その点を批判されていました。

しかし、その外国人の事情を聴いていると同情せざる得ない内容で、傍聴しながら「すぐに祖国に帰れるといいなぁ」と考えていました。(私は無知なので)

その後、検事側が罰金30万を求刑しましたが(何もしらないので、高くね?と思ってしまった。)勾留されている期間を罰金として数えられるようで、罰金30万の代わりに勾留期間が設けられました。

そんな法律があるなんて!とその時初めて知りました。良かった。

本当に無知な自分。

上記の2つの裁判を見ましたが、傍聴している人たちも面白いなぁと観察していました。

スナックのママか?ってくらいハデハデなおばさんや、メモを一生懸命に取りながら傍聴するおじさん、スーツ姿のサラリーマン(仮)、傍聴が趣味と思われる若い夫婦...。

裁判傍聴って傍聴する人も含めて興味深いものでした。

あと印象的だったのは、書記官の方です。あまりにもスマートでかっこよかったです。

調べてみると、裁判官や書記官の追っかけもいるようですね。気持ちわかる!!!

裁判傍聴が想像よりも楽しかったので、絶対に近いうちにまた行きます。


そして帰る時に何気なく裁判一覧表を見てみたら、目当てだった裁判がしっかりと記載されていました。

インフォメーションのおじさん!見たかった裁判あるやんけ!

あまりにも悔しかったので絶対次回からは自分で確認します。


みなさんも一回でいいので傍聴行ってみてください。興味深いです。




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