育て直し 10月22日(火) 久美子、謎の腰痛になる

【日記】 退院後、久美子の謎の腰痛が長く続いた。出産のときに腰でも痛めたのかと近くの医院に行った。診察の後、「膿疱ができて腎盂炎になっているが、原因がよくわからないので大きな病院に行った方がいい。」とアドバイスを頂いた。
 よく分からないことはきちんと「分からない。」と言う医者がいい医者だと友だちに聞いていたので、「ああ、この人はいいお医者さんだな。」と思い感謝した。明日、久美子の勤める国立病院に行くことにする。
 お母さんの不安が伝わったのか、梓はこの日よく泣いた。こんなに泣いたのは、初めてだ。赤ちゃんは親に対して敏感だ。

   🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️

【解説】 二人で「よく泣くね」と言い合いながらただただ困っているのではなく、お母さんの不安を感じ取って梓は泣いているのではないかと「想像」しています。そうしたら次に、「共感」して安心させるように話しかけるべきでした。そしたら、親の不安だけではなく見通しみたいなものも感じて、きっと泣き止んでくれたでしょう。

【セリフ】
「梓、今日はよく泣くね(「共感」)。お母さんが腰を痛がってるから不安なのかな(「想像」)?心配してくれてありがとう(「共感」)。でもね、心配しないでいいよ、すぐに大きな病院に行って見てもらうからね。すぐ治るからね(「覚えて」)。」

本好きです。本を買います。余暇のための本ではなく、勉強のための本を買います。よろしくお願いします。