SW大橋勇

1979年生まれ/男/ストーリーライター(小説家志望)/ソーシャルワーカー(社会福祉士…

SW大橋勇

1979年生まれ/男/ストーリーライター(小説家志望)/ソーシャルワーカー(社会福祉士)/統合失調症者にアウトドアを勧める会会長

マガジン

  • 小説集

    私の投稿した小説をまとめてみました。

  • 私とアウトドア

    アウトドアを勧めるためのマガジン

  • 山の美学

    山について、文学的に語ることで美学を展開する。言葉により山の素晴らしさを表現する。それに合った写真も掲載する。

  • 【長編小説】空中都市アルカディア

    全力で書いた小説です

  • 哲学論集

    私の書いた短い哲学論文をまとめてみました。

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【長編小説】『地下世界シャンバラ』

卍  この巨大な大陸の中央にマール国という大国があった。その国の西方、人里離れた山奥に闘林寺という寺があった。そこからさらに西の山奥の辺境にラパタ国という小さな王国があった。さらにそこから西にある山奥に入った洞窟の地下深くに、地下世界シャンバラへの入り口があると言われていた。シャンバラはすべての住民が幸せに暮らす理想の仏国土である。 卍          第一章 闘林寺 一、ライとその父

    • 自分が小説家になりたい理由が今わかった気がする。遊んで暮らしたいからだ。旅行と登山。そしてなにより小説ほど面白い遊びはないと思うからだ。

      • 自分が小説家として目指す小説

        私は小説家を目指している。 昨日は仕事が休みで朝から一日中noteを書いていた。 何本書いたか忘れたが妙に文章が書ける日だった。 中には『美少女たちの肛門』などというスケベな小説を書いたりもした。しかし、スケベな小説は他にも大勢書き手がいることがわかり、読んでみると太刀打ちできないと思った。 この前は『妻と温泉へ』というエロい小説を投稿したが、その続きを書き始めたら、「いや、これは新人賞に出すべきだろう」と思い、『妻と温泉へ』は下書きに戻した。作品名も変えた。次の文學界新人賞

        • 死、罪、罰、責任(牧之原幼稚園バス三歳女児死亡事件について)

          今日、またひとり、私の勤めている老人ホームから死亡退所された方が出た。 私は特別養護老人ホームに勤めている介護士だ。 特別養護老人ホームは、家で生活できなくなった高齢者が入所する施設である。退所する理由のほとんどは死亡である。 私はふと、静岡県牧之原市で起きた「幼稚園バス三歳女児死亡事件」を思い出した。これは真夏に通園バスの中に置き去りにされた女児が亡くなった事件である。もう周知のことなので説明は省く。 なぜ、私がこの事件を想起したかというと、私の介護がきっかけで、入所者が亡

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        【長編小説】『地下世界シャンバラ』

        • 自分が小説家になりたい理由が今わかった気がする。遊んで暮らしたいからだ。旅行と登山。そしてなにより小説ほど面白い遊びはないと思うからだ。

        • 自分が小説家として目指す小説

        • 死、罪、罰、責任(牧之原幼稚園バス三歳女児死亡事件について)

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        • 小説集
          26本
        • 私とアウトドア
          52本
        • 山の美学
          3本
        • 【長編小説】空中都市アルカディア
          29本
        • 哲学論集
          42本
        • 読むお笑い
          33本

        記事

          テレビのクイズ番組を見るな。読書しろ

          『ドラゴンボール』というマンガにスカウターという生き物の戦闘能力を数値化して計る機械が出てくる。 それで計ると「戦闘力たったの3、ザコめ」となったりする。私はその数値が日本の学歴社会に偏差値として存在しているような気がしてならない。「偏差値たったの30、ザコめ」というわけだ。その数値は概ね出身大学名でまとめられることが多い。テレビを見るとクイズ番組で出演者の最終学歴が晒される。東大生や京大生が難しい問題を解くと「さすが」となる。しかし、あのようなクイズはわかっている人から見た

          テレビのクイズ番組を見るな。読書しろ

          「四十代メタボのおっさんです」とか自称するな

          私は四十代で独身の男だが、周囲には自分のことをおっさんだと言う四十代は少ないが、メディアなどで自分を「四十代メタボのおっさんです」と自称する男がいる。あれは自己卑下して自らを精神的に老化させるし、自分の人格を卑しめることになる。 「おっさんです」と自己卑下する男はもう恋愛はできないと諦めているのだろうか?結婚して子供もいるからと男としての人生は終わっていると思っているのか?女の場合もそうだ。結婚して子供のいる女はお母さんであるため、人の子から見たらおばさんかもしれない。しかし

          「四十代メタボのおっさんです」とか自称するな

          小説家を目指す私がnoteに文章を書く意味

          今日は多くの文章をnoteに書いた。自分の政治的意見や小説など多岐に渡って書くことができた。こういう日は珍しい。 しかし、私は小説家を目指していて、一番評価して欲しい作品は小説だ。今日書いた小説は思いつきで書いた小説だが、他のエッセイなどの記事と比べると、スキが少ない。まあ、エロい小説だからスキを押しづらい、あるいは閲覧しづらいという面もあるかもしれないが、私としてはエロい小説だろうが真面目な小説だろうが、小説を読んで欲しいのだ。そして、一番読んで欲しいのは、長編の冒険ファン

          小説家を目指す私がnoteに文章を書く意味

          【小説】美少女たちの肛門

           僕は小学四年生で、可愛いクラスの女の子ふたりと仲良くしていた。  ふたりの名前は、晴江ちゃんと久美ちゃんという。  五月のある日の昼休み、晴江ちゃんが僕の手を引いて、昇降口まで出た。晴江ちゃんは、僕に靴を履くように言った。  僕は晴江ちゃんの行動がわからなく、「どうしたの?」と訊いた。 「どうしたわけでもないよ」 彼女はただ、微笑んで靴を履いた。 「さあ、治君も靴を履いて」 僕は言われるがままに靴を履いた。そうすると晴江ちゃんはまた僕の手を掴んで、引っ張って校舎を出た。彼女

          【小説】美少女たちの肛門

          格差社会を考え、私の夢を語る

          私は小説家を目指す四十代の介護士だ。 介護士は給料が少なく、そのため格差社会についてはいろいろと思う所がある。 サッカーの本田圭介は以前、「ラーメンの相場をもっと高くすべきだ」みたいなことを言っていた。美味いのに安すぎると。 彼は金持ちだからそれでいいかもしれないが、ラーメンの相場が高くなったら困るのは庶民だ。ラーメンという寿司に肩を並べるほどの日本のグルメを庶民は味わい楽しんでいるのである。寿司は高くてなかなか行けない。私は回転寿司にしかほとんど行ったことがない。そこに

          格差社会を考え、私の夢を語る

          文章を書く歓び

          私は小説家を目指しているが、このnoteを三年前から始めて、小説以外の文章を書く歓びを知った。 私は人と会話を楽しむことを苦手としているところがあるが、文章をパソコンに向かって書くということは、本当に楽しいことだと思っている。 小説を書く歓びは、自分の身をもうひとつの世界に置くという体験ができるところにあると思う。私は冒険ファンタジーを書くことを人生の軸にしようと思っていて実際に書いたり、そのために調べたりしている。それも楽しい。また、純文学も興味があって、今も一作短い物を書

          文章を書く歓び

          リニア新幹線はいらないと思う。

          私は静岡県民で、大井川水系に住む者だが、リニアが南アルプスの地下を通るためのトンネルを掘ると、大井川水系の地下水が毎秒何トンとか流出して下流の水資源に影響が出る、という報道から、リニア反対の論者となった。私はニュースを見る習慣をあえて絶っているので、よくわからないが、水問題はもう解決したとか聞く。それでも、私はリニアを通すことは反対で、なぜなら、誰がそれを必要としているかよくわからないからだ。東京名古屋間を一時間で結ぶと言うが、その必要はどれだけあるのか?リニアの開発は四十五

          リニア新幹線はいらないと思う。

          人格者とは傷つかなかった者ではなく、傷を克服した者である。

          私は幸せな子供時代を過ごした。家族にも恵まれていた。私は父の生き方が嫌いだが、大人になって他人の父親と比べて見れば、まずまずの父親だったと思う。父は教師で校長まで出世した。しかし、それはただ汚点がないように生きていればそのようになる人生だったと思う。祖父は百姓から警察署長まで出世した人で、その息子の父は良い家庭に育った。私も教師になっていたら校長くらいにはなれただろう。しかし、それでは面白くないと思った私は芸術家を志した。中学くらいからマンガ家を目指し二十代から小説家を目指し

          人格者とは傷つかなかった者ではなく、傷を克服した者である。

          読むことと書くこと。小説家を目指す者はどうすればいいか?

          先ほど、短編小説を一作物した。 そのあと続けて二作目も書こうと思った。頭の中に次から次へとアイディアが浮かんできたのである。しかし、そのまま書けばいい物を、夜なのに近所のスーパーでお菓子を買ってくるという、悪習をしてしまって、帰ってきてお菓子を食べながら他の人の文章を読んでいた。そして、お菓子を食べ終えて、さて書くか、と思ったとき、もう書けなくなっていた。アイディアがまるで浮かんでこなかった。 読む脳みそと書く脳みそは違う所にあるようだ。 では、小説家を目指す者は、読むことと

          読むことと書くこと。小説家を目指す者はどうすればいいか?

          「小説家になろう」を批判する(題名について)

          私は現在、「小説家になろう」という小説投稿サイトに『地下世界シャンバラ』という題名の小説を連載投稿している。 しかし、この題名では、そのサイトだとインパクトが弱いようだ。 例えば、『社畜の俺が異世界転生したら悪役令嬢の下僕として働かされ、それでもコツコツ努力したら勇者になれて無双する話』みたいな題名の方が受けがいいらしい。 私はそういうことを知って、『最低な三人』という小説の続編として『最低な三人の異世界転生冒険記』をふざけて書き始めた。それが止まらなくなり、途中で『最低な三

          「小説家になろう」を批判する(題名について)

          「小説家になろう」を批判する(分類について)

          私は昨年の一月六日から今年の五月二日まで「小説家になろう」という小説投稿サイトに即興小説を連載投稿して完結させた。 そこで思うのが、「小説家になろう」というサイトに投稿される小説の偏りだ。 私は冒険ファンタジーを連載したのだが、投稿する際、ジャンルを決めなければならない。すると、ファンタジーだと「ハイファンタジー」と「ローファンタジー」に分けられる。なんだ、これは?「ハイファンタジー」は完全な非現実の世界、「ローファンタジー」は現実の中にファンタジーがある世界、らしい。しかし

          「小説家になろう」を批判する(分類について)

          小説家を目指すならば自作を「拙作」とか言うな

          小説家を目指す人で、謙遜して自作を「拙作」などと言う人がいるが、私はそういうのが嫌いだ。 私は小説で天下を取りに行っているのだ。それなのに自作を拙作などと言っていたら、誰かに作品を否定された時に、「たしかに私の作品は拙作です」と言わねばならないだろう。そうすると本当に自信がなくなると思う。謙遜は日本の美学なのかわからないが、大学教授などでも自分の本を「拙著」などと言う人が多い。大学教授の本が拙いならば、拙くない本はこの世にどれだけあるのだろう。 日本人の美意識として謙遜がある

          小説家を目指すならば自作を「拙作」とか言うな