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【小説】美少女たちの肛門

 僕は小学四年生で、可愛いクラスの女の子ふたりと仲良くしていた。
 ふたりの名前は、晴江ちゃんと久美ちゃんという。
 五月のある日の昼休み、晴江ちゃんが僕の手を引いて、昇降口まで出た。晴江ちゃんは、僕に靴を履くように言った。
 僕は晴江ちゃんの行動がわからなく、「どうしたの?」と訊いた。
「どうしたわけでもないよ」
彼女はただ、微笑んで靴を履いた。
「さあ、治君も靴を履いて」
僕は言われるがままに靴を履いた。そうすると晴江ちゃんはまた僕の手を掴んで、引っ張って校舎を出た。彼女はズンズン歩いて行く。校舎と体育館を繋ぐ渡り廊下を横切り、僕たちは誰もいない体育館の裏に来た。
 晴江ちゃんは言った。
「ねえ、治君。あたしね、その、なんて言うか・・・」
「なんなの?」
「聞いて、あたし、治君にして欲しいことがあるの」
「何をして欲しいの?」
「あのね、あたしね・・・」
彼女は言葉を切ってから、振り絞るように言った。
「治君、あたしのお尻の穴に興味ない?」
「え?」
僕は突然の言葉に声が出なくなった。
 晴江ちゃんは続けた。
「あたしの、その、お尻の穴を・・・」
また晴江ちゃんは言葉を切った。
 そして言った。
「舐めたいと思ったことはない?」
僕は驚いた。突然、晴江ちゃんは何を言い出すのだろう。しかし、それは僕にも原因があるのだとはすぐに察した。僕は晴江ちゃんと久美ちゃんのお尻を毎日休み時間に触っていて、そうすると彼女たちが笑顔で叩いてくるので、僕はそれから逃げるために校舎の廊下を走る。そして、追いかけてきたふたりに掴まってポカポカ殴られながらふたりの体を触って楽しむという遊戯をしていた。そんな僕たちの関係だったから、晴江ちゃんがお尻の穴を舐めたいかどうか僕に聞くのは自然な流れかもしれなかった。
 僕は言った。
「うん、舐めてみたいよ」
すると、彼女はお尻を僕の方に向けた。
「じゃあ、舐めて」
「う、うん・・・」
僕は晴江ちゃんの学校指定のブルマを下ろした。白いパンツが露わになった。
 僕は訊いた。
「い、いいの?」
彼女はコクッと頷いた。
「して」
僕はパンツを下げた。
 そこには僕が人生で初めて見る肛門というものがあった。そうだ、人生で初めてだった。僕は自分の肛門さえ見たことはなかった。自分の肛門を見るには鏡を使うしかないが、そんなことをしようなどと思うこともなかった。
 そんな僕にいきなり、晴江ちゃんは肛門を舐めて欲しいと言うのだ。
 恐らく、誰にも舐められたことはないであろう女の子の肛門が僕の目の前にあった。
「じゃあ・・・いくよ・・・」
僕は遠慮がちにその尻の割れ目に舌を差し込んだ。しかし、そのままでは舌は肛門に届かなかった。
「晴江ちゃん、もうちょっと前屈みになってくれる?」
「こう?」
晴江ちゃんは前屈みになり、僕に尻を突き出すようなカタチになった。
 僕の前には肛門どころか、彼女の前の方にあるまだ毛の生えていない秘部までが見えた。
 僕はそっと、顔を割れ目に入れて、彼女の肛門に舌を近づけた。
 先に匂いがした。ウンコとは違う、クサいと言うよりは、甘い匂いだ。僕は心の中でメロンとチョコレートを同時に嗅いでいる気持ちになった。
 そんなふうに匂いを楽しんでいると、彼女は言った。
「ねえ、早く。誰か来ちゃうよ」
「うん、わかった」
僕は晴江ちゃんの肛門に舌を当てた。僕は苦い味を想像していたが、以外と甘美な味だった。僕は夢中で丁寧に舐めた。
 彼女は言う。
「どう?美味しい?」
「う、うん、美味しいよ」
彼女は歓びの声で言った。
「そう、よかった」
僕はその後も舐め続けたかったが、彼女がパンツを引き上げたため、そこでこの秘め事は終わりになった。
ブルマまで引き上げた晴江ちゃんは言った。
「これで治君はあたしの婚約者ね」
「え?」
「お尻を舐めたら、婚約だよ」
僕は晴江ちゃんが好きだったので嬉しかった。
「うん、僕は晴江ちゃんの婚約者だ」
 
 
 数日後、下校時、僕が男友達と石蹴りをしながら、歩いていると、そこに後ろから久美ちゃんが走ってきた。
「治君!」
僕は彼女を見た。
「なに?」
久美ちゃんは僕の手を引いて言った。
「ちょっと来て」
僕は彼女に攫われるように連れて行かれた。男友達は冷やかした。
「ヒューヒュー、モテるねぇ、治君は!」
 久美ちゃんが僕を連れて向かった場所は、工事用の土砂置き場で、大きな幾種類もの土砂の山があり、彼女はその山によって周囲から見えない場所に僕を連れ込んだ。
「ねえ、治君?」
「なに?久美ちゃん」
「あのね・・・」
久美ちゃんはしばらくもじもじしていた。
「治君はあたしの、その・・・お尻の穴を舐めたいと思う?」
「え?」
僕は数日前に晴江ちゃんのお尻を舐めたばかりだ。久美ちゃんがこんなにも早く同じことを言うなんて、びっくりした。
「舐めたくない?」
彼女はティシャツの裾を捲って、へそを出した。そして、お尻を突き出した。彼女は下校時もブルマを穿いていた。
「ねえ、脱がして、舐めてよ」
「う、うん」
僕は黙ってしゃがみ込み、彼女のブルマを膝まで下げた。それから白いパンツを下げた。まるで桃のような白いふたつの膨らみが現れた。僕は舌をその裂け目に差し込んだ。そして、舌を裂け目に沿って下方にずらしていった。しかし、そのままでは肛門に舌が届かなかった。
「ねえ、久美ちゃん、もうちょっと前屈みになってよ」
「こう?」
久美ちゃんは前屈みになり、僕の目の前には彼女の肛門と、前側の秘部が綺麗に露わになった。
 僕は久美ちゃんの肛門を丁寧に舐めた。
 それは美味しかった。食べ物の美味しさとは違う、嗜好品の極致とも言える味だった。
 久美ちゃんは肛門を舐める僕に言った。
「ありがとう。このことはみんなには秘密だよ」
「う、うん」
久美ちゃんはサッとパンツとブルマを引き上げた。
 僕たちはお互いに秘密を共有した仲になって、その土砂置き場を後にし、それぞれの家に帰った。
 
 
 数日後の帰りの会のあと、晴江ちゃんと久美ちゃんが血相を変えて僕の所に来た。
「治君、どういうこと?」
「え?」
僕には彼女たちがなぜ血相を変えているのかわからなかった。
 僕はふたりに腕を引かれ、学校を出て、裏の山の下にある人気のない空き地に来た。
晴江ちゃんは言う。
「ねえ?どういうこと?あたしたち婚約してるんだよね?あんた、それなのに久美ちゃんのお尻を舐めたでしょう?」
「う、うん」
「婚約してるのに舐めたの?」
僕はわけがわからず言った。
「え?ダメなの?」
「ダメに決まってるじゃない!」
晴江ちゃんがそう言うと、久美ちゃんが言う。
「でも、晴江ちゃんが婚約していても、治君はあたしのお尻を舐めることを選んだ。これって、あたしを婚約者に選んだってことよね?」
晴江ちゃんは言う。
「え?そうなの?治君!」
僕は言った。
「いや、ごめん、僕には選べないよ。ふたりのうちどちらかを選ぶなんて無理だよ」
晴江ちゃんは言う。
「じゃあ、今から決めよう。あたしと久美ちゃんのどちらを取るか」
「え?」
久美ちゃんも言う。
「今から、あたしたちのお尻を舐め比べて、どちらがいいか決めて」
ふたりは僕の方にお尻を突き出した。ふたりともブルマを穿いていた。
 僕はしゃがんで、まず晴江ちゃんのブルマとパンツをずらした。
 そして、露わになった彼女の肛門を舐めた。
「ああ、美味しい」
すると、久美ちゃんが言った。
「早く、あたしのほうも」
僕は久美ちゃんのブルマとパンツを下げて、その白桃のようなお尻の割れ目に舌を差し込み、肛門を舐めた。
「美味しい」
久美ちゃんが言う。
「どっちのほうが美味しいの?」
晴江ちゃんも言う。
「あたし?それとも久美ちゃん?」
僕は曖昧に答えた。
「どっちも美味しいよ」
晴江ちゃんは言う。
「それじゃダメよ。どっちかに決めないと」
僕はまた晴江ちゃんの肛門を舐めて言う。
「どっちも、じゃ、ダメかな?」
久美ちゃんは言う。
「ダメよ。どっちかじゃなきゃ、さあ、舐め比べて決めて」
僕は久美ちゃんの肛門ももう一度舐めた。
「いや、甲乙つけがたいよ」
久美ちゃんは言う。
「どっちがいいの?」
晴江ちゃんは言う。
「どっちかに決めて!」
僕は言う。
「なぜ、どちらかに決めなきゃいけないの?」
晴江ちゃんは言う。
「お嫁さんはひとりなのよ?」
僕は言う。
「ふたりともお嫁さんじゃダメかな?」
晴江ちゃんは言う。
「法律でお嫁さんはひとりって決まってるの知らないの?」
僕は少し考えて言った。
「そんな法律、変えちゃえばいいだろ?」
「そんなことできるわけがないでしょう」
と久美ちゃんは言う。
僕は言う。
「僕が政治家になって法律を変えるよ。それまでふたりとも、お尻を舐めさせてよ」
晴江ちゃんは言う。
「絶対に法律を変えてくれる?」
僕は頷いて言う。
「絶対に変えるよ」
久美ちゃんと晴江ちゃんはまたお尻を突き出して言った。
「じゃあ、もっとしっかり舐めてよ」
僕はさらに念入りにふたりの肛門を交互に丁寧に舐め続けた。
 これ以上ないくらいに丁寧に舐めると三人は満足し、空き地を出た。
 帰り道で、晴江ちゃんと久美ちゃんは言った。
「絶対に政治家になって法律を変えてよ」
「約束だからね」
僕は頷いた。
「うん、絶対にやってみせるよ」
 僕の口元には彼女たちの甘い肛門の味と匂いが残っていた。
                                  (了)

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