腕時計の文字盤に数字を作る方法
前に数字や色を文字盤にUVプリンター有効!と書きましたが
もう一つ方法としてパッド印刷があります数多くの時計メーカーで使われているもっとも一般的な方法です、動画を見ると分かりやすいですね。
しかしパッド印刷の機械は高価です
スイスのSCHMID MACHINESのDEC 20
SCHMID MACHINESのDECは歯車の面取り、ペルラージュ、ジュネーヴストライプ等の装飾する専用の機械を販売しています。
ホルダー付きで30万円程します上の動画の機械です。
会社のメールアドレス info@schmid-machines.ch
支払いはペイパル使えるじゃん!送金でもTransferWiseを使ったりすると便利ですね。
中国では時計文字盤用のパッド印刷機が3万円程で販売しています!。
そしてパッド印刷するのには動画と下の写真にあるエッチングした製版がないと駄目なんですこれにインキを塗りヘラで伸ばしてそこにシリコンまたはゼラチンパッドをレバーを引きスタンプし塗料を吸着させて文字盤に移し印刷します。
中国ではこれを自分が作ったAIデータやPDFそして画像のファイルデータ送れば製版に刻印してくれるサービスをしています送料込みで3000円程です、日本でまずこの値段はありえません。
買い方はまず一つ購入して販売しているセラーさんに印刷したいイラレや画像等のファイルを送りたい事を伝えメールアドレスを教えてもらう
ちなみに自分はグーグル翻訳を使いやりとりしアドレスを教えていただきました、そしてそこに自分のアカウント名と注文番号をのせてデータを送信し後は確認と発送を待つだけです。
ちなみにアリエクスプレスめっちゃ使ってます笑
これで数字やロゴのインデックスを作れるので後は色んな色のメッキをかけたりラッカーを使って色を塗ったりできれば家で誰でも時計の文字盤が作れますね。
他にも方法たくさんあるのですが昔ながらのやり方で文字盤をエッチングしたり伝統の手彫り、ファイバーレーザー、NC、フライス、でそこに塗料を流し込むといった方法があります。
上の動画のファイバーレーザーの出力は10Wだった気がします。
アリエクスプレスでfiber laserで検索すると10~50Wが10万円~買えます今の所お勧めのメーカー等は分かりませんが刻印する時に共通のCADソフトを使うみたいですね。
文字盤以外にもムーブメントとケースの裏蓋の刻印やバックル化粧箱等色々使えるので便利です!えっ高くない…と思うかもしれませんがマーキングとしてもいいですしこれが使われる理由でとても短時間で部品を製作できるのが良いと聞いています。
中国のファイバーレーザーに使用する事になるEZ CADについての解説もあります自分はイラレを使って文字盤印刷の製版を中国で作ってもらっているのですがイラレのバージョンを落とす事でレーザーの印刷でも使えるみたいですね、中華製ファイバーレーザーを使用されてる方の生の声はありがたいです。
印刷も好きなのですが自分は後にこの方法でやりたいと思っていてこの方法で適切に彫れば失敗がないので良いなと思っています印刷は塗料の調整が難しいです温度や湿度に左右されて大変です上級者向けです。
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