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大分のIT企業の社員が行く!糸魚川市で体験する「ジオフードワーケーション」ー1日目
ザイナス社員が糸魚川市で体験した「ジオフードワーケーション」。1日目の様子を沢山の写真と共にご紹介いたします!
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ザイナスが、ワーケーションを糸魚川で行うことになった経緯についてまだ知らないぞ、と言う方は、こちら👇の記事を読んでくださいね!
早朝に出発✈
大分から出発する組は朝いちの飛行機に搭乗するために、まだ外が暗い中、ソニックに乗車。学生インターンの荒木も札幌からなので、始発のバスに乗って空港まで行きました。
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東京で合流!
大分組・東京組・札幌組とバラバラだったメンバーも羽田空港・東京駅で合流。少し早い昼食ですが、ラーメンやそばで腹ごしらえ。腹が減っては仕事はできぬ!ですからね。
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新幹線で東京 ⇒ 糸魚川へ
東京から糸魚川市までは、新幹線で約2時間。ちょうど仕事が集中できるくらいの時間でしょうか?新幹線の窓から見える日本海は、普段見ている太平洋は全く違う色をしていました。
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糸魚川市に到着!!
やっと着きました!糸魚川市!びっくりするほど風が強い(笑) 慣れていない私たちは外を移動するのも一苦労です。
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糸魚川駅で出迎えてくださったのは、糸魚川市総務部の宮路さん。早速、駅構内にあるパネルで、窓から見える糸魚川市の山々や産業について説明をしていただきました。
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🗻ちょこっとジオ①
糸魚川市は石灰が取れる山があり、建設業・コンクリート業が盛んな街。実は石灰=セメントというイメージが強いですが、農業用肥料や自動車産業、医薬品など様々な場所で活用されている資源です。
またこの地域が豪雪地帯としても有名なのは、山と日本海との距離が他の地域と比較しても大変近く、山の高さ・日本海の深さの高低差も大きいことからなんだとか。
KITA-REさんにやって来た!
はじめにやってきたのは、駅の北側にある「つくる・つかう・はぐくむ」をコンセプトに広場として開放している「キターレ」さん。
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今回のワーケーションの説明や、糸魚川で起きた大火について説明をしてくださったのは、キターレでディレクター・チーフコーディネーターをされている伊藤さんです。
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🗻ちょこっとジオ②
こちらでは、2016年12月22日に糸魚川市駅北大火についての説明が展示されているスペースがあります。大火当時は日本でも大きなニュースとなりました。この地域では2016年だけでなく、過去200年に3回もの大火が起きた歴史があったそうです。糸魚川市に着いた瞬間、私たちが感じた「びっくりするほど風が強い!」実は、この風が強い理由こそが、昔からこの地域で大火を引き起こしていた原因だと、最近の調査で分かったそうです。
ただし、これを伝えていかないと意味がない。そこで、このキターレさんでは、過去の遺産をこのようにブースを設けて展示してあります。
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見学をしたら、少しワークの時間。キターレさんは作業スペースも広く、静かで仕事がはかどります。私たちが見学・仕事をさせていただいている間も、奥のスペースでは地元の方がコミュニテイ活動をしていらっしゃったり、ぶらっと立ち寄った方がワーキングスペースとして利用されたりと、平日でも賑わっている様子でした。
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🗻ちょこっとジオ③
はるか昔、日本の大陸を大きく二つに分断していた溝の間に出来た土地。それが、かの有名な「フォッサマグナ」。恐らくこれを読んでいる皆さんも、遠い昔地理でこの単語を習ったかと…。そのフォッサマグナの西の端に位置しているのが糸魚川市です。フォッサマグナが生んだ特徴的な地形を持つ場所が、特徴的な「食の文化」を生み出したのです!
食の文化について地元の方に学びながら実際に食べ、ワーケーションを行うという企画。大分とはまた違った、おいしそうな写真に、もう目がくぎ付けです!実はこのワーケーションには様々な狙いがありました。
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この地域では、高校を卒業した後の学校(大学・専門学校等)がなく、若い世代は地域外に流出してしまいます。戻ってきたとしても建設業・コンクリート業が主なため、女性の就業率が低い。また人口の約4割が高齢者と街全体での課題があるよう。そこで、ワーケーションプログラムを通じて若い方が帰ってこれる場所にしよう!とワーケーションプログラムを市全体を通じて活動しているのです。
これまで、防災や親子に着目したワーケーションプログラムを行ってきたそうですが、今回初の試みが「ジオフードワーケーション」。私たちが体験した「食」に特化したワーケーションプログラムです。
≪ KITA-REさんについては下のHPからどうぞ!≫
道の駅で🦀とご対面!
ジオフードワーケーションについて背景を知った後は、実際に糸魚川市の名産を体験してみよう!と言うことで、道の駅マリンドリーム能生さんにやってきました!
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道の駅構内にあるカニ横丁では、それぞれの漁船ごとにお店を出されているようで、茹でられたベニズワイガニがずらっと並んでいました。ここでも、もちろん食べることもできます!そして、かなりリーズナブルです(ここ重要!)。 お店の大将曰く、まだブランド化されていないこの地域のベニズワイガニは品質は高く、安く買える穴場なんだとか。
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🦀ちょこっとジオ④
我々がよく聞く『ズワイガニ』は水深180~360mほどの浅瀬海底に生息しますが、『ベニズワイガニ』は更に深い水深800~1500mほどの深層水域に生息しています。普通だったら、そんなに水深が深い所は港からなかなかの距離なので時間をかけて船で行くしかないですよね。糸魚川は海底地形も起伏に富み、陸から近い所でも1,000メートルもの深さに達します。そのため15分程で漁場に着くため、魚介類を捕獲してから短い時間で店頭に並べることができ、より鮮度の高いものが消費者の手に届くようになっているのです。
揚げたて熱々のカニクリームコロッケを頬張りながら、お土産を物色。あいにくの雨でしたが、駐車場にはこの地域ではないナンバーも多数駐車されていて、各地からお客さんがカニなどの海の幸を求めて、道の駅にきていることがうかがえました。
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≪ 道の駅マリンドリーム能生さんは下のHPからどうぞ! ≫
本日のお宿
私たちが、1日目・2日目とお世話になったのは柵口温泉 対岳荘さん。着いた時には真っ暗でしたが、温かいお宿とオーナーさん方が迎えてくれました。
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≪ 対岳荘さんは下のHPからどうぞ! ≫
待ってました!海の幸
お腹もすいたので、一休みしたら待ちに待った夕食です!海の幸をふんだんに使った料理が次から次へと出てきます。皆さん話に花を咲かせながら、食べるのに夢中です。
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🐟ちょこっとジオ⑤
面白かったのが、きゅうりの和え物の上に乗った、鮭のなめろうのような食べ物(上写真の左端)。雪国では、冬に食べ物が取れなくなるため昔から保存食や加工の文化が発展しています。特に、米どころであり鮭が遡上するこの地域では鮭を麹に漬ける文化が昔からあったそうです。
この料理、大分では見たことがないため、皆で首をかしげながら何だろうと食べていました。鮭の生臭さは全くなく、麹のふんわりとした香りと鮭の油とが口の中で溶け合って、グイっと日本酒を飲みたくなるおいしさでした!
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温泉♨で移動旅の疲れを癒す
ご飯も食べてお腹いっぱいになったら、温泉の時間です。さて、普段から温泉を知っている大分県民を唸らせることはできるのでしょうか?
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宿には、男女それぞれ湯船は一つですが、天然かけ流しでゆっくりとくつろげる空間です。そのまま入ると別府温泉くらい高温ですが、利用客が自分たちで温度を調整できるように蛇口も付いています。弱アルカリ性低張性冷泉のためとても体に優しい温泉です。
大変気持ちよく、一日の疲れをゆっくりと洗い流すことができました。
♨ちょこっとジオ⑥
今回止まらせていただいた対岳荘さんがある柵口地区では、権現岳という山のマグマの熱によって、温泉がわき出しています。この権現岳は約100万年前に地下から上昇してきたマグマが、浅い場所で固まったもの。中腹には、夏になっても残る「万年雪」があることで有名です。雪が降る事すら珍しい大分県民にとってはびっくりですね。
1日目終了
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ジオフードワーケーションと言うことで、1日目からおいしいものを堪能させていただきました!締めは、やっぱりお酒!と言うことでコンビニで見つけた新潟限定のビールを堪能したら、2日目以降に向けておやすみなさい!
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