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レズ風俗を利用してみようかと思う話【後日談あり】

恥を捨てて、この記事にて自分を丸裸にしてみようかと思う。

最近ふと思った。自分はもしかしたらレズ気があるのではないかと。

今まで付き合った人は男性だし、セックスの経験ももちろん男性のみだ。

私には現在夫がいるが、結婚生活が特に問題なく送れてるのは夫が少し女性らしい部分があるからだと思う。


夫は大学で茶道部をしていたという事もあってか所作がとても女性らしい。 

そして、チェックのズボンにボーダーのシャツを合わせてしまうダサさを持ち合わせている。でもそんな男っぽくない所に惹かれた。
 

何故だろう、ダサい人といるとホッとする

 でもそれはきっと私もダサいから。 ほら、夫婦は似た者同士ってよく言うでしょう?

 いくら表面を取り繕っても、根本的には私もダサい人間だからだろうか。

話が脱線したが、自分にレズ気があるかと心当たりある所、例えば昔から著名人は男性よりも女性が好き。

男性だと宇野常寛さんなどその人の外見より思想に惹かれる事が多いし、ジャニーズやイケメン俳優にトキメクことも興味もない。 

そして性的嫌がらせを中学生の頃に受けたことにより、基本的に理性が働かないバカな男が嫌い。 

職場でも女性の意見には全力で同調するが、男性上司には物怖じしないでいるからよくバトルをする。

 これは自分がチーフという立場もあるが、この間も病院の院長と喧嘩したばかりだ。 

それは別に男性に嫌われても平気だから。 男性と話すときは常にニコニコしながら心の中でバーカ、バーカと言っている。

そしてたまにポロっと声に出してしまう時もある。 「バーカ」って。あ、ごーめんね。

あとは、何よりエロゲーが好き。 

三度の飯よりエロゲーが好き 。

初めてプレイしたのは中学生くらいだろうか。もちろん女なので、抜きゲーよりはストーリー性が良いものを選んでいたが、ここだけの話可愛いキャラのエロシーンにハァハァすることはあった 。

今も夫とはセックスするし、そこそこ満足しているが、夫が帰ってくる間、お風呂に入っている時、お気に入りのローター(かれこれ4台目)を使ってこっそりと自慰をする。

 そしておかずはイケメン俳優でも、夫でも、学生の頃に片思いしてた勇気くんでもなく、お気に入りの女の子のエロ動画。

そのとき自分は男目線で見ていて、自分に騎乗位に乗っている胸の大きな女の子を想像する。 

そしてその一瞬、私は自分の人生に自由を感じる。

 結婚しても、様々なしがらみがあったとしても、私の性的嗜好は誰にも拘束できず私の自由なのだと。 

結婚したって、夫ですら私の性的嗜好を含めた思想を拘束する権利はないし、同時に私も夫を拘束できないのだと。 

話がまた脱線したが、以上の事から今まで自分のセックスの相手は男性と決めつけていたが、もしかしたら違うのかもしれない。

 未知のウイルス騒動が落ち着いたらレズ風俗を利用しようと思う。

 風俗だと、浮気にはならないだろう

そもそも天然のブツがないから挿入できないし(あ、玩具なら可能か)

さぁ、新しい扉を開いてみようか



この記事を公開してから丸4年が経過した。

結論から申し上げると、私はまだレズ風俗には行けていない。 

この4年の間、お気に入りのローターは不良品にも当たったりして7代目に突入し、おかずの女の子も日々変化していった。 

そして出産を経験し、私は一児の母になった。

あれだけ10代の頃から子供はいらないと周りに宣言し、夫にも子供は作らないと了承した上での結婚だったのに、人の気持ちはあっけなく簡単に変わってしまう。 


レズ風俗は今も変わらず興味あるのだが、実際に行動に移すのは夫よりも息子にとてつもなく罪悪感を感じてしまう。

自分の理性が全力でストップをかける。

息子にとって安心できる家庭を提供する為に、できるだけ夫婦が穏やかに過ごしたいので、夫婦喧嘩になりそうなことは避けたい。 

(ま、絶対バレない自信はあるが)

ただ、子ができても私は呆れるほどに相変わらずだ。 夫と子がお風呂に入っている間を見計らい7代目ローターでこっそりと自慰をする。

そしてやはりその瞬間、私は自分の人生に自由を感じる。 妻になっても、母親になっても、私は行きたいところへ行けるし、密かに誰かに恋心を抱くのも、私の性的嗜好も自由なのだと。 

誰も私をコントロールできないし、同時に私も家族をコントロールできない。 

風俗に行くのは、夫とお互い性欲の発散は外でしようと話し合った時だろうか。(今のところ定期的には夫婦生活がある)

あるいは、子供が成人した時の自分へのプレゼントでもいいかもしれない。

私は今からその時を楽しみにしている。

新しい扉を開ける日を


#創作大賞2024 #エッセイ部門

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