シェア
くさむら
2023年2月24日 13:22
どうも、草村ですこの本はシーナさんのエッセイストとしてのデビュー作である。若い頃ということもあって、なんだかすごく血気盛んだ。国分寺書店のオババの話がメインなのかと思いきや、主に制服関係者(公務員)などへの怒りをぶちまけているが、その勢いが凄まじくて面白い。嵐山光三郎さんによる解説ページを見てみると、シーナさんのあの独特の文体には「昭和軽薄体」という名前があるそうだ。これはシーナさん自らがつ
2023年2月22日 10:24
どうも、草村ですシーナさんの作品、本来ならこれをもっと最初の方に読むべきだったかナ?なんて思ったが、まア、細けえことは気にしない!!因みに『わしらはあやしい探検隊』は『哀愁の街に霧が降るのだ』の一応続きとして書かれていたらしい。『哀愁の街に』もまだ読んでないので順番がグチャグチャである。だが、何はともあれ楽しく読めたのでヨシ!この本では離れ小島でのゆかいな仲間達とのキャンプ生活の様子が描か
2023年2月5日 23:27
どうも、草村ですシーナさんの本をたくさん読みたい!と思った私はブックオフで面白そうだと思ったシーナさんの本をかたっぱしから買い漁っていたのだが、そのうちで今回はタイトルに惹かれて『旅先のオバケ』を読んだ。タイトルの通り、シーナさんが色んなところに冒険に行った時に体験したオカルト的エピソードを中心としたエッセイ集だ。よくある怪談話のように大袈裟な語り口ではなく、オカルト的エピソードは淡々と語られ