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「文学フリマ」とは?特徴はメリットについてまとめてみました!☆文学フリマ東京35の思い出☆

カタールワールドカップ2022を控えて

当時のサッカー日本代表は批判だらけでした。

かねてより采配が疑問視されていた森保監督は、不可解な選手選考を批判されていました。
それだけでなく、ロシア大会で獅子奮迅の活躍をした大迫勇也が代表を辞退し、Jリーグで圧倒的な存在感を放っていた鈴木優磨との不仲も解消されないまま。
さらには森保体制下で左SBの主力を担っていた中山雄太が負傷離脱。

こんな状態でドイツやスペインと戦うのか?

誰もが勝利を信じていませんでした――

文学フリマ東京35

すいませんどうでもいいサッカーの話してました。ワールドカップ楽しかったです。普段は野球見ないけどWBCも楽しかったです。

前回の文学フリマから、「第○○回文学フリマ東京」ではなく「文学フリマ東京○○」という名称に変更されました。
なんかスタイリッシュですよね。コミケやコミティアと同じ表記です。

名は体を表すように、この文学フリマは大きな転換点となりました。

まず1つが二会場運営の復活です。

コロナ前は右肩上がりに来場者数の増えていた文学フリマは、会場を第一ホールと第二ホールに分けて開催していました。
COVID19の猛威によって中止して以降、文学フリマは一会場にまとまっていましたが。
この文学フリマ東京35からは、再び二会場での開催となったのです。
これがまた大成功に終わったようで、次の文学フリマ東京36にも引き継がれます。それだけサークル数が多いということですよね。

2つ目が過去最多の来場者数です。

前回の第三十四回文学フリマ東京も記録更新をしましたが、この文学フリマ東京35は7,445名の来場者が入りました。
これはコロナ前も含めての最多数です。やべえ。

そんな大盛況に終わった文学フリマ東京35ですが、弊サークルZUMA文庫は未曽有の苦境に立たされていました……。

サッカーじゃない

サッカーじゃないんです。

サッカーじゃないんです!

文学フリマではサッカーはウケません。ここではっきりと分かりました。

俺の新刊は「ブルーウェイクス」で、プロサッカーを舞台にした小説です。
W杯も直前に控えていたので、時節柄を踏まえるといい着眼点になる……と思っていました。

蓋を開けて見れば25部持っていった内の5部も売れてない程度。
おかげで自宅には大量の在庫があります。作品の内容云々ではなく、単純に文学フリマという環境にサッカーが合わなかったのだと感じます。

割としっかり取材して参考文献も読み込んだのですが……この辺りの見極めに失敗しましたね。

持っていった「ティミッド&アウェイ」も売り上げが芳しくなく、これまでにない大量の余りを残しました。

なによりも大きかったのがカテゴリエラーです。

「ブルーウェイクス」「ティミッド&アウェイ」共に、ピーキーな題材のキャラクター小説。言ってみればライトノベルだったのです。
しかし出店したカテゴリーは「エンタメ・大衆文芸」。

ミスったーマジでミスったわー。

やっぱりライトノベルを求めている人はライトノベルカテゴリに集まるんですね。
仮にブルーウェイクスを「ブルーロック的なプロサッカーラノベです!」と言っていれば結果は変わっていたかもしれません。

しかしそれも後の祭り。
この悔しさと反省を胸に、次の文学フリマ東京36へ望むと決意したのでした。

その文学フリマ東京36のWebカタログがこちらです。

https://c.bunfree.net/c/tokyo36/h1/C/12

新刊の表紙はこんな感じです。

かっこよすぎぃ!

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