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恥ずかしい!なんて思う必要はない。だって誰もあんたを見てはいない。

どうも、コウタロウです。
僕はフリーランスWeb広告ライターとして活動しています。

みなさん、人前に出て話すの得意ですか?

僕自身も得意ではないですが、苦手でもないです。やれと言われたら全然できます。

人前で発表することや、新しいことを始めるときって「失敗したら恥ずかしい」って意識が働きませんか?

でも、それでやめてしまうのはめちゃくちゃ勿体無い。

僕も昔は「恥をかきたくない!」と思っていたんですが、今では全くそんなことありません。

ケツ出しても大丈夫なくらいです。(捕まりますが)

どうして僕がこんな感覚になったのか、その経験を書いてみようと思います。

✍️20代最後、何かしたかったが何者にもなれなかった。

さて、さっそく僕の経験を書いてみたいと思います。

2014年、29歳の時でした。僕はただただ仕事するばかりで退屈な日々を送ってました。

30歳になる前に何かしたい!という思いだけがただあるばかり。

僕は中1からギターをはじめ、それだけが唯一続いてきた趣味でした。
「よし、今年はギターでなんかやってやろう!!」とそんな思いだけがありました。

2014年は僕の大好きなバンドGLAYが仙台でGLAY EXPOというイベントをやる年。
「ここでギターを弾こう!!」という思いつきだけで僕の計画はスタートしました。

誰か聴いてくれるやろ!という気持ちでスタート

ギターといっても種類も双方もさまざま。エレキギター畑の僕が挑戦したのは、アコースティックギターを使ったソロギターというもの。

EXPOの会場周辺でGLAYの曲弾けば絶対誰かしら聞いてくれるやろ!!!!と甘い算段です。

それからは毎日5時間以上はギターを練習していました。仕事行く前に2時間ほど、帰って2時間〜4時間。人生で一番練習していたと思う。

誰からもやれ!と言われていないのに。
仕事でもここまで真面目にやったことはないですね。

楽譜1冊丸ごと初めて覚えた

いろんな曲を弾いてきましたが、1曲まるまる弾けるものって実は少ないんですよね。自分が好きなところばっかりを練習してしまうので。

さらに楽譜一冊をコピーするなんて言ったら、まあまあ大変です。

しかし、この時の僕は燃えに燃えていて練習しまくってました。

中一13歳からギターを初めて、初めて1冊全部を弾けるようになった。感無量でした。

この期間は半年くらいだったと思います。半年間、仕事もやりながら毎日5時間以上練習しつづけました。

これなら大丈夫だ!!!!

🚗意気揚々と仙台へ

僕の中で全てが順調でした。ギターも完璧だ!飛行機もとった!ホテルも予約した!ギターを送る手配できた!!

そして、意気揚々と仙台へ。ここで人生変えるんだ!!と本気でアホな考えを持ってました。

GLAY EXPOでは本番前日にも会場でイベントがありました。
本番はさすがにバタバタだから、前日の会場周辺でギターを弾こう!というのが僕の計画だったのです。

エレアコ(アコースティックギターのアンプに繋げるやつ)、持ち運びアンプ、楽譜、譜面台。準備も完璧!

いざ会場へ!!!

会場周辺はめっちゃ人が多い。そりゃそうだ。
どこでギターを弾こうかなと場所を探しました。

「お、ここ良さそうだ!」
と決めたはいいものの、直前になってビビってしまいました。

「怒られたらどうしよう」
「もしかしたら誰も聴いてくれないんじゃ?」
「笑われたりしないかな?」

何も起こっていないのに不安ばかりが募っていきました。

「よし、あと1時間たったらやろう!」
と決めたものの、足が動かない…。このままじゃダメだ…何もせずに帰ってしまう…。

そんな不安のときに、会社の部下から電話。
「おやすみの時にすみません!アレの件なんですが〜」

そうか、今日はみんな仕事してるんだ。僕はこのために有給まで使ってきたんじゃないか、誰より自由だ!!
あの電話のおかげで少し勇気がでました。

とはいえ、まだビビるんだよね。
「よし、酒飲んでやるか」というわけで、山をくだってコンビニへ。梅酒とビールを飲みながら会場へ戻る。

今ならいける気がする!いや、行くしかねえ!!!!
という思いで、僕の運命を変えるギター演奏がはじまりました。

🎸自意識過剰の果て

会場周辺で演奏を開始。

みてくれ、この半年必死に練習した結果を…!!!!
きっと人だかりができる…と思いきや。

スーーーーーーーっと通り過ぎる人たち。

いや、まあまあでかい音でやってるんだけど…しかも、全部GLAYの曲だよ?

そんな思いをいだきながら、計3時間ほど演奏。
僕の運命を変える(はずだった)演奏が終わった。

3時間演奏して、立ち止まってくれたのは3人。

1人目
「がんばってくださ〜い!」という母ちゃんくらいの年齢のおばさま。

2人目
「この曲弾けます?」とレパートリーにない曲をリクエストしてくれた、ギャル男

3人目
「迷惑なんで明日はやめてくださいね!?」と労いの言葉をくれた主催者

これが20代最後の僕が全身全霊をかけた結果でした。残念!!

✍️教訓:「恥ずかしい」と思ってるは自分だけ

この経験は僕の人生にすごく大きな影響を残しました。

結論:恥ずかしいと思ってるのは自分だけってことです。

例えば僕がボウズ頭にしたとしても、「ボウズ頭だな〜」と思われるくらいで笑われることすら難しいんです。

笑われることすら難しいのに、人から称賛されたいなんて甘すぎる。これが僕の経験から学んだことでした。

ちょっと何か頑張ったくらいで
ちょっと何か発表したくらいで
恥ずかしいなんて思ってるほうが恥ずかしい。

誰もお前なんて見ていない!!!笑われる価値すらない!!
と思えるようになりました。

これは僕にとってものすごく大きな視点を手に入れられたので、結果的によかったです。

この動画見たことありますか?C.ロナウド選手に片言の外国語で質問する少年。

その少年をたくさんの大人たちが笑いました。

この少年は大きな挑戦をしたからこそ、周りの大人に笑われたのです。周りが笑ってしまくらい偉大な挑戦という勲章だと思います。

かたや、この笑ってた大人の中に何人が新しいことに挑戦しているだろうか…?あぐらをかいてる人ばっかりでしょう。

死ぬほど自分を表現して、ちょっと笑われるかもくらいが現実。笑われることも記憶に残ることも大変だ。

そう考えると、人前に立つことが恥ずかしい!なんて思わなくなります。

🗒まとめ

今回は僕の経験から「恥ずかしい」って思う必要はないという話をまとめてみました。

サイゼリヤでワイン飲みながら書いてるんですが、自分の思いが詰まったnoteってすぐに3000字近く行っちゃうんだよなぁ。

綺麗に生きる必要なんてない、自分らしく汚くへたくそでもいいじゃないかって話です。

今、人前に立つことで緊張してる人、新しい挑戦にビビってる人、どうか突き進んでほしい。本気で。

本気で本気で本気でやってもこんなもんだな、と感じてほしい。恥ずかしい思いしても死ぬこともなければ逮捕もされない。

失敗してもパフェ食えるんだな、と思えばどうでもよくないですか?恥かくって大変なんですよ。

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また次のnoteでお会いしましょう。

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