1059杯目：24時間365日は誰のもの？

マルチタスクと言う言葉っていつからあるんだろう？
少なくとも自分が子どものウン十年前にはなかったような気がする。
自分の考え方も！日本人の考え方も!?

『二兎追うものは一兎をも得ず』
という言葉が昔からあるくらいで、欲張っていっぺんに二兎のウサギを捕ろうとする者は一兎も得ることはできない。
という意味ですが、昔と比べれば色々と文明の利器があるので、そんな事はないと現在の自分は思っている。

そうなると、同時にやれる事が多くなっているのに、昔から変わっていない１日24時間、1年365日という時間はさらに貴重になってくる。

この1日24時間、1年365日という時間はいったい誰のものなのだろうか？
自分は、すべて自分のものだと思っている。

会社が終わって、これからは自分の時間…
子育てが終わったから、これからは自分の時間…

など、よく聞く言葉ですが、自分は会社にいる時も子育ての時間も自分の時間だと思っている。
なぜなら自分という人格がそこにあるから。

他人なら、もしかしたらもっと良い仕事ができたかもしれないし、もっと良い子育てができたかもしれない。
もちろんその逆もある。

という事は、会社で仕事している間や子育てをしている間の時間は、やはり自分の時間でしかないんですよね。
それが何かその間は、他の人に時間を捧げているみたいな感じに聞こえる。

まっ、ここまでは人それぞれの考え方だから、何が間違いで何が正解という事ではないと思っている。

しかし、すべての時間が自分の時間と思っている自分にとって、電話が掛かってくるというのは厄介だ。
いや、必要に応じてだからすべて否定はしないけど、要は他人に自分の考えていること、言いたいことが伝われば良い。
コミュニケーションというのはそれが目的であるから。
現代は、その目的を達成するために、電話以外にも手段はいくらでもある。

前述したように必要に応じてが前提にあるけど、電話をしてくる人には意外と、『それ電話じゃなくて良くない？』
って思う事が多々ある。
急用ならまだしも、それだったらLINEやメールで良いんじゃないかと…
LINEやメールなら対応のタイミングは相手に任されるけど、電話は強制的に相手の動きを止める行為になる。
通話中、相手の時間を邪魔しているという感覚がない人が多い。

メール打ってるより話しちゃった方が早いから…とか。
電話くらい良いじゃん、邪魔するわけじゃないし…
電話の方が確実じゃん…
電話で直接話さないと失礼だし…

ちょっとそこに考え方にズレがある（苦笑）

何でこのような記事を書いたかというと、昨日のＸのトレンドに
【内定辞退】
というワードがあり、内容を見てみると
会社に内定が決まっていた人が、内定を辞退したいという連絡を会社にメールで送ってきた。
という内容だった。

４月１日から始まる新年度１週間前のこの時期に、内定辞退をメールで送ってくる人もどうかと思うけど、内定辞退を電話でなくメールでしてくるのは相手に失礼だろう！という声も多かったので、何となく今回の記事を書きたくなってしまいました。

自分は、内定辞退をメールで知らせてくるのは失礼だとは思わない。
時期が適正だったら。
逆に会社の人も、直接電話で話したり会社に来られちゃったら、年度末のこの忙しい時期に、そんな奴の対応で無駄な時間を取られなくて良かったんじゃないかと思う。

ただね、そう言っている自分も、今回の3月25日過ぎの新年度直前に、内定辞退をメール1通で済ませようというのはどうかと思いますけど。

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