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1079杯目:昔のカーナビで遊ぶ

カーナビゲーション、現在では珍しくもなんともない自動車の機能。
オプションやサードパーティー製まで含めると、カーナビが付いていない車の方が珍しいと思うほどポピュラーな機能ですね。

そんなカーナビですが、自分が初めて目の当たりにしたのは、今でも忘れない1985年の東京モーターショーでいくつかの自動車メーカーの参考出品車でした。
とはいえ、東京モーターショーでの展示だったので、実際に走行してどうかというのは実感として分からなかった。
ただ宇宙からの電波を1台の車が受信して自分の位置を把握して地図に表示する。
宇宙から見たら車1台なんて米粒の大きさにもならないと思う。
しかし、それができるという事に未来と技術を感じた。
本当にそんなこと出来るの?って。

それから数年後、思ったより早くパイオニアから後付け用のカーナビが発売され、さらにそれから遅れること?年、自分の車にもカーナビを取り付けた。
やはりパイオニアのカロッツエリアシリーズのICカードバージョンだった。
容量の大きいCDバージョンなんて高価で買えない。
それでも全国の地図を網羅するのに8枚~10枚のCDをその地域に来たら差し替えたり、○○連装チェンジャーで自動的に切り替えないと対応できない時代だった。
自分のIDカードバージョンは容量がさらに小さいので北関東で1枚みたいな感じでした。

ここまでの話が懐かしい!と思う人は○○歳以上っていうほど今の人が聞いたら???な話だろう。

そんな事で、ナビのCDやICカードなど〇〇年版が発売されるたびに購入していた。
そりゃ、日々全国のどこかで新しい道路ができている。
車が海の上を走るわけにはいかない。
それでは正確なルート案内もできない。
なので〇年版なんてのが発売されるとすぐに購入して走路情報を更新していった。

当時はカブトガニのような形状の大きなGPSアンテナを車外に張り付けてナビゲーションの恩恵を受けていた。
それから30年以上が経過して現在では手のひらに乗るスマホでGPSナビをすることができる。
これがGPSアンテナだよなんてものは外観からは見受けられない。
30年以上前、苦労してカブトガニのようなアンテナ外に出して装着していたのは何だったの?ってレベル。
とはいえ、この車ナビを装着しているよー!と他車に見せつける役割もあったので!?それはそれでステータスではありましたけどね(笑)

そして現在、個人的にはそんなに高額なカーナビを購入してまで付けるようなものじゃない。
スマホで充分カーナビの役割をしているから。
なんなら道路情報は常に新しいし、検索やルート案内を探すスピードも桁違いなのでスマホで充分(私感です)
そうは言っても、中古車など購入するとほぼデータが古かろうがカーナビは付いている。

現在はこの状況がまた楽しい。
自分の生活道路にバイパスが出来たりすると、あっという間に車の流れが変わる。
そしてその道路に慣れてくると、以前はどこを通っていたんだっけ?
ふと思う事がある。
そんな時、古いデータのままのカーナビが役に立つ!?
バイパスを通らずに、昔は抜け道でこの通りを通ったんだよなー!って古いカーナビを見ながら改めて走ってみたりする。
懐かしい…結構これ良いですよ。
ノスタルジックな気分にもなれて😊

自分の古い車のカーナビはその上、地デジが始まったころのカーナビ。
テレビ局をセレクトする時の並びが
NHK…NHK…日本テレビ…TBS…フジテレビ…テレビ朝日…テレビ東京だったりする。
そう1.3.4.6.8.10.12チャンネルの時代のまま😅

うちの子供には、
『何このテレビ?チャンネルの並び方がバラバラだー!!😮』
って言われたりしている😅

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